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トモのパスポートやリュックも無事に見つかり、久々に最高にうまいビールを味わった。
その夜、日本人の酔っ払い3人組に声をかけられました。
一人旅の出会いってこんなもん

さだー、なんかこれからみんなで一緒に飲もう!って。
3人組「私、二人部屋に一人で泊まってるから、私の部屋で飲もう!」

この人たち既に出来上がってないか…

ええ、きっと僕もそう思います。
まあでも、どうしようもなくなったら自分たちの部屋に帰ればいいし、今日は気分がいいから飲みたい気分だし。
ということで、3人組の一人の女の子が泊まっている部屋にお邪魔しました。僕らの泊まっているようなドミトリーではなく、一室を借りているみたい。快適♪
早速ビールを開けながら、お互いの身の上話を始めます。

えっ!?大学生なんだ?
部屋の家主の女の子は、こっちの大学に通っているみたい。すごいなあ。どことなくお金持ちのお嬢様っぽい感じもしなくはないしなあ。

えっ!?世界一周中なんだ?
イケイケのお姉さんは、なんと現在世界一周進行形でウルルに寄ったみたい…

えっ!?一人旅?
そっか、普通だね…(必死に眠い目を我慢して話してくれてた青年)

っておい!!!
いや、うそうそ、ウルルに一人旅なんて素敵だよほんと!ロマンがある!!
3人とも全員一人旅らしく、みんなこっちで出会ったみたい。年も性別もやってることもバラバラ。そんな人たちが行動を共に出来るのも、一人旅のいい所ですね。3人が仲良くなったきっかけは、同じツアーに参加してことが始まりだったらしい。

どこでみんな出会ったの?
3人組(大学生)「同じツアーに参加してたんだ。ウルルを見ながらシャンパンを飲むみたいなツアーで、30人近くいたかな。でも私はシャンパン飲まなくていーやって思って、みんなと同じ所には行かなかったんだ。そしたら私と同じ考えの人が二人いて…それがこの人達wwwみんな一人で来てて。」

そりゃ仲良くなるパターンだねww
3人組(お姉さん)「そうそう、それで仲良くなって、ホテルも同じだったから、戻ったらテキーラ飲もうってなって」

なるほど、で、そんなベロベロなわけね

既に一人完全にグロッキーじゃんww
そう、唯一の男の子だけグロッキーw女性軍はお酒がお強いようで。この二人と一緒に飲んだら潰されるわなwって感じのお二人でした。
それぞれの想い
2時間くらい話してたかな。3人ともウルルに来たそれぞれの理由があって、でもやっぱりみんなこの地に何か惹かれるものを感じるんだろうな。
3人組(お姉さん)「本当はもっとお金を貯めてから、もっと英語を覚えてからって思ってたんだけど、このままじゃ一生世界一周に行けないって、そう思ったんだよね。だから仕事を辞めて、もう行っちゃえってw」
お姉さんの言ったこの発言が、耳に残ってる。そうなんだよね、もっと準備してから、いつか万全の状態で!そんな風に思っていてもなかなかその時ってこないんだよね。もっともっとってなっちゃうし。だからなかなかお姉さんのように、不安を切り捨てて、スパッと行動に移せる人はいないよ。不安が顔になかったわけじゃないけど、お姉さんの顔は輝いていた、気がする。
年とかやってることとか夢とか全く違っても、同じものに惹かれた者同士、一つのきっかけですぐに仲良くなれたりする。一人旅はこれだから面白い。
ウルルを出た後も、大学生の女の子とお姉さんは一緒にゴールドコーストに行くらしい。青年は仕事の休暇が終わるから戻らなきゃ行けないみたいだけど。
大学生は、学校からもらったお休みを利用して、ウルルに来た。
青年は、会社の有給を使って、ウルルに来た。
お姉さんは、仕事を辞めてウルルに来た。
面白いなあ人の人生って。与えられる休みと自ら取りに行く休みや時間。時間が作られた背景は違くても、その時間を何にかけるかってのは、自分で決めれる。みんな自分で決めてここに来た。それで偶然全く違う人生を歩んでいた人と交差する。ほんと人の人生って面白い!
一人旅したくなった

そろそろ部屋に戻ろうか。
もう青年は爆睡してるし、他のみんなもハードスケジュールに強いお酒で疲れてるしね。
3人組(大学生)「あと3時間くらいしたら準備しないと」

タフだなあww
せっかくの縁なので、みんなで連絡先を交換した。実際後日連絡取ったのは、世界一周中のお姉さんだけだったけど、もしかしたらこの先、いずれどこかで人生が交差するかもしれないしね。
3人組(大学生)「私たち明日、ってかもう今日だけど、ツアーでサンライズ観に行くんだ!そこでまた再会しようよ!」
大学生の若者らしい、なんかロマンチックな提案♪( ´▽`)

そうだね!起きれたらww
僕も結構ロマンチストでそーいうの好きだから、起きれたら本気でまた再会したかったけど、僕もトモも朝日が昇りきった後に起きましたwww
なのであの3人とは、一晩、、、というか数時間一緒にお酒を飲んだだけだったけど、ウルルの素敵な想い出として記憶に残っています。

あーあ、一人旅したくなったなw