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無謀ともいえる灼熱の道のりを最後ズルして乗り切った僕らの目の前には、世界のへそと呼ばれる神秘的な巨大岩が立ちはだかっていました。前回の灼熱珍道中は下記から↓

ホテルからUluru(約24.5km)まで、灼熱の道を歩いた僕らの末路

到着する前にウルルに登れることを知り、ウルルに登りたいねと話していたのですが、入岩出来る入り口に立ち入り禁止の看板が…

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ウルルの登頂規制は厳しい?

ウルルは岩肌がツルツル滑りやすく、登山中の気温もかなり高温になったりなど、登っている最中に亡くなった人がたくさんいるみたいで、天候が悪い時は立ち入り禁止になるという。

今は雲が少しあるけど、ほぼ快晴!これからの天気を調べても、降水確率は低く、強風注意報なども出ていない。下は影響なくても上はものすごい風だとか…後ほど分かったことですが、実は雨風の他にも理由がありました。シドニー滞在歴数十年のガッデム特派員さんの記事によると、暑さが36度を越す日は登れないそうです。なので真夏にあたる12月は、一番登れない確率が高いみたい。(この記事は、12月のモノです。)

そもそもツアーガイドさんによれば、一年365日のうち300日は登れないと言われているようで、たまたま登れる日にあたった人は運が良い人ですね。1時間おきに登頂ゲートが開いたり閉じたりもするらしいので、ゲート近くで様子を伺っている人もいます。

旅行客としては偉大で神秘的なウルルに登って広大な大地を眺めてみたいという願望はありますが、原住民のアボリジニ達はウルルに登る行為を良かれと思っていません。

アボリジニ達が、昔から神様のように崇めてきたウルルはきっと、僕らが思っている以上に彼らにとっては神聖なモノ。そこに何も知らない旅行客が土足でドカドカ入ってきたら、やっぱりいい気持ちはしないですよね。それと、ウルルに登ってしまったことで亡くなってしまう人がいることは、アボリジニにとっても悲しいことで、心を痛めていると聞きます。

オーストラリア政府は、昔から住んでいる原住民達の意思を尊重し、ウルルの登頂に対して、厳しい規制を設けたのだそうです。

このことに関しては賛否両論あると思います。原住民だからって、世界の遺産に対して登って欲しくないと看板を立てるのも、まるでウルルは自分たちのモノであるかのような感じを受ける方もいるかもしれません。

また、日本を含むアジアのツアー会社では、ウルル登頂を売りにしている企業もたくさんあります。アボリジニ達の訴えについては、あまり触れられていないというのも現状のようです。

そして日本人やアジア人は自分のことだけしか考えてないと、それはそれである意味差別的な言い回しで言いたい放題言っている情報発信者もいます。

僕は正直ウルル登頂をそこまで深く考えていなかったので申し訳ないですが、みんなそれぞれ思うところがあると思います。せっかくこんな壮大で素晴らしい自然遺産があるのに、そのせいで人間同士がいがみ合うってのも嫌だなというのが率直な気持ちです。

誰が正しいとかではなくて、少しづつ周りの気持ちを考えることができたならな、と思います。理想論ですが。この記事を書いている時には既に、2019年にウルルの登頂禁止が発表されています。国に決められたら旅行者は従うしかないです。

ウルルの周りを散歩

ちょっと珍しく少しシリアスなことを書いてしまったので、ここからいつもの調子でいきます!今回は写真多めです。

少しウルルの登頂ゲートの前で、開くのを待っていましたが、その場にいた中国人の旅行者にも確認して、今日は登れないみたいだよ。私たちは昨日も一昨日も来てるけどゲートは開かなかった、と言うので登頂は諦めて、周りをぐるっと散歩することにしました。分かりやす地図もあります↓正面の看板を正面に左側に歩いて行くとこの地図があります。

道なりに進むと、撮影スポットらしき場所もあります。小さくトモが写ってます↓w

ウルルの形は多くの人がイメージできると思います。でもそれは、遠くから撮った写真での形ではないでしょうか?僕も実際にそうでした。近くで見ると、絶壁の岩壁です。当たり前ですが、それだけ見るとウルルだと分かりません。

見れば見るほど不思議です。こんな広大で草木も少ない荒野に、こんな岩がズーンとそびえ立っているのですからね。同じようなモノは周りにないし。

岩肌に水が流れた跡が…よく考えたら当たり前ですが、雨が降り雨が岩肌を伝って下に流れます。周りには水たまりや池みたいなものが残っていたりしました。

自然に出来た穴があったり。雨や風で少しずつウルルも劣化しているようです。

地層っぽくなってたり。

アボリジニのイラストがあったり。

この模様もどこか神秘的。

右は彼女から、左は友達からもらったミサンガと一緒になんとなく。

灼熱のウルルにも日陰があります。水も溜まってます。

立ち入り禁止コースも。

意外と人が全然少なくて、散歩が気持ちいい。ツアーの団体で来ている人達もいましたが、それ以上に敷地がすごく大きいので、観光スポットなのに混んでいる感じが全くないのが良かったです。と言ってもオーストラリア人に聞くと、12月のウルルに旅行に行く人は少ないそうです。暑すぎってw

ここら辺(正面の看板から右回りに進んだところ)で草ハラに座って出発前に作ってきたサンドイッチとチキンを食べました。まるで海外ドラマの中みたいで最高でした。

これはなんだか忘れました。近くに休憩小屋があります。その休憩小屋で会った人が言ってたけど、ツアーで来て遭難者が出たみたい。大丈夫かな…こんなところで置いてかれたらヤバイよね。

ほんとふとしたところもスケールが大きいです。

岩が割れたり砕けてます。

この表面や模様がウルルの歴史を表しています。

岩肌に見入ってしまいます。

ハエ避け、してる人多いです。

あなた達歩いているの見たわよと声をかけてくれた親子!?さすが日本人は侍なのね。と言っていました。最後ヒッチハイクしたことは内緒にしておきましたw

散歩といえど、灼熱の気温と太陽光で水分はどんどん奪われます。ウルル一周は出来なかったけど、半周くらいしました。スーパーで買った安ーいPOPが最高にうまく感じる!!頑張って保冷剤と一緒に持って来たからね。

少し冷たいジュースが飲めるってだけで、こんなに幸せを感じることができるなんて。

ウルルに登れなかったことは残念だったけど、周りを歩くだけでも十分ウルルを堪能出来ました。遠くから見るウルルもいいけど、その全体像をイメージしながら間近で見るウルルも素敵でした。

余談ですが、この記事内の写真はほとんどi-phone(6s)で撮影しています。普段撮影する画像より、気持ち綺麗に写っている気がします。被写体が綺麗(蒼い空とブラウンのコントラスト)だからか、空気が澄んでいるからなのか、カメラのことはよく分かりませんが、これもウルルの力なのでしょうか。

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