この記事の読了目安は約 6 分です。

 

 

タケヒロ

 

今日はタケヒロの話をしたいと思います。

 

タケヒロは建築関係のデザイナーと聞いていたのだけれど

1番しっくりくるのは、インテリアデザイナーだそうだ。

 

タケヒロは仕事の事を話し出すと本当に熱くなる。

 

タケヒロ「俺は東京に生まれたかった!!」

さだ「なんで?いいじゃん田舎があるって」

 

タケヒロ「田舎は好きだよ!でも、仕事をしていて思う事がある。やっぱり小さい頃からいろんな建築物を見てきてる都会の奴らは根本が違うんだ!」

さだ「田舎にしかない建築物、例えばキャンプ場のバンガローや寺だって田舎にたくさんあるじゃん」

 

タケヒロ「旅行にしたって、都会のやつらはパリとかニューヨークとか外国に早々に出て行く。俺が田舎しか知らなかった時、もうそいつらは海外を知ってるんだ」

さだ「まあ分からなくはないけどさ、だからこそハングリーになれるのも田舎者の良さじゃない?成功者と呼ばれる人は田舎者が多いよ」

 

タケヒロ「そうだけど、それでも俺は東京に生まれたかったし、ニューヨークの学校に通いたかった。なんで俺は日本人なんだろうとも思った」

そんなふうに思わなくても…

 

でもタケヒロは今、建築やデザイナーとしてどんな環境が最適なのかを考えてるんだなきっと。

自分の追い求める理想に一生懸命だからこそ

そんなことが気になったりするんだろーな。

 

きっと日本にいた時も劣等感を感じていたのかもしれない。

それはでも負けず嫌いなタケヒロには絶対

プラスに働いている事だと僕は思った。

 

ガタガタ言ってるだけなら僕もここまで話そうともしないけど

タケヒロはちゃんと行動してる。

 

トロントに来たし、ニューヨークにも行ったし、モントリオールでも刺激を受けてきたみたいだし。

だから本気なんだって分かる。

 

タケヒロ「でも、日本の建造物って本当に良く出来てるんだ」

さだ「うん、そんな気がする」

 

タケヒロ「例えばあの出っ張り」

タケヒロはミーシャの家のキッチン用の棚を指して言った。

 

タケヒロ「あれは日本じゃ考えられない。あの出っ張りに意味はないから」

なるほど、そーいうとこを見てるんだね。

 

タケヒロ「日本の建造物は本当に無駄がないんだ。機能美を優先してるから」

建築やデザインの話をしている時のタケヒロの目は

本当に真剣だ。

 

少し質問したら5倍になって返ってくる 笑

 

こいつもまた、根っからのアーティストなんだろうな…

 

ー突然の別れー

 

さだ「皆が日本帰る前に、farewell party(送別会)しよう」

タケヒロ「ごめんさだ、もう俺NYなんだ!」

 

さだ「あれ早くない?」

確かに行くとは言ってたけどそれまでは洋ちゃん家にいるって。

 

タケヒロとの実際のメッセージのやりとりを記します。

 

さだ「タケヒロ27日空けといてねー!送別会★洋ちゃんにも言っておいてー!」

タケヒロ「さだ…俺すでにニューヨーク入りしてしまった。いろいろあってミーシャの家の後すぐアメリカ入りした」

 

さだ「さすがだよ(;´∀`)まあまた帰ってくるんでしょ!?会えたら会おうー!ニューヨーク楽しんで★帰ってきたら、ちゃんと連絡しろよー!まだタケヒロとは話し足りないんだからヽ(´▽`)」

タケヒロ「しかもトロント戻んない 笑 さだ来て 笑 さすがだな!俺」

 

さだ「あらっ(;´∀`)まあ行けたらホントに行こうかな(^O^)」

タケヒロ「また会えるよ。短い間だったけどとりあえずありがとう。これで、とりあえず1回お別れだけど…きっと縁があれば本当に会うから、baybayは言わない 笑 素敵な留学生活を!!洋次のことよろしく!!」

バイバイのスペル間違ってるじゃねーか 笑

 

さだ「いいこと言うなータケヒロ!カッコよすぎじゃね 笑 洋ちゃんと会わせてくれて、ありがとー!また会えるなきっと(^O^)タケヒロも自分のやりたい道を突き進んでください!」

タケヒロ「残りの留学生活精一杯走り続けるよ。先に日本で待ってるわ!洋次クソガキだから気をつけて 笑」

 

さだ「クソガキ了解!全力で走った人にしか見えないものを見よう!またねー!」

タケヒロ「おう!また good night.」

 

洋次と何かあったかな。。。

 

でもさすがだよ、熱くるしくて、自分勝手で…

俺もか…

 

嫌いじゃないけどな( ̄ー ̄)また会おうー!

 

リアルテラハep12に続く