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台湾旅行をお考えの皆様に申し上げたい!
「台湾は、台北だけじゃない!」
日本人が、【台湾】と聞いて最初に思い浮かぶのは、”台北”が多いのではないかと思います。
実際の台湾の首都は、”南京”とされていますが、1949年以降は事実上、台北が首都となっています。この理由は、長くなるので割愛させていただきますが、実際に台湾はとてもビルやお店が立ち並ぶ台湾一といってもいい都会です。
日本の旅行パンフレットも台北範囲の観光スポットを多く紹介しています。
しかし、台湾の見所は、台北だけではありませんでした。今回訪れた花蓮という街が、とても気に入りました。
台湾は、日本の九州よりも小さな国です。その気になれば一周するのもそう日数はかからないと思います。なのでぜひ、台湾旅行に行きたいと思っている方は、台北だけでなく今回ご紹介する花蓮、またその他の街にも足を運んで見てほしいと思います。
花蓮への行き方
花蓮への行き方が、分かりやすく記載されている、「台湾在住うさこ」さんのサイトをご紹介しておきますね
さて、僕らが花蓮へ来た目的は、今回の旅のメインの一つ、カヌーに乗って美しい朝日を拝もうということです。
実はここは、旅行のパンフレットで見つけたのではなく、僕の旅のパートナーの友達(台湾人)が行って、良かったと言っていたところなのです。その友達がSNSにアップした写真を見せてもらいましたが、とても素敵な絶景でした。
絶景ツアー
浜辺から見る朝日は経験あっても、海の上から見る朝日はなかなか拝めない。しかも現地人のお墨付きのツアー!これはいくしかないでしょ、ということでこのツアーを予約しました。
月彎舟(moonyakfan)
まさに絶景!海と朝日と崖のコントラスト
起きる時間が超ドS
僕らが予約したツアーは早朝スタート。朝日を見るためだからね。しかも目的地まで宿泊先のホテルから車で1時間半くらいかかるらしい。。。ってことは、どーゆーこと?
目的地へは電車が通っていなくて、タクシーしかない様子。送迎のタクシーを呼んでくれるみたいです。迎えの時間は、朝3時半…おいっ!!!
なぜか前日電話があって、4時でも大丈夫だからと少し遅くなったが、どちらにしろかなりドSなお時間。お分かりかと思いますが、迎えに来るのがその時間なので、当然起きるのはもっと早いです。まあ素敵な景色を見るために、早起きは仕方ない!僕は、マチュピチュに行った時のドSな起床時間を思い出していた。
旅に早起きはつきものなんだな 笑(今思えば、マチュピチュは起きる時間自体というより、前日とのセットで見るときつかった)
さて、現地に着いたら真っ暗で誰もいない。少し待っていると1台、もう1台、車が。一つは本日のカヌーのコーチ!もう一つは父と娘の親子で、このツアーの参加者でした。
ライフジャケットとヘルメットを装着して、準備体操します。参加者の親子の娘さんの方は、なんとウェットスーツ持参!ほ、本気だ(`・ω・´)

そ、そんな過酷なのかな。僕なんて甚平着てるよ。何回かカヌーは乗ったことあるから大丈夫だよな…

その甘さが命取りになるね。

オールを持って、漕ぐ練習。ここで問題が…僕以外全員中国語が話せる…

当然説明は中国語…お荷物だね。

まあ、多少大事なところは通訳をしてもらいながら、あとはニュアンスで!経験者だから大丈夫!

この頃、まだ辺りは真っ暗だったね
いざ絶景へ
さあ、準備体操も済んで、歩いて3分の砂浜へGO!さらにここで、実際にカヌーを使って乗り方、降り方、サイン等を教えてもらいます。と、だんだん空が明るくなってきました。
必ず持って来てください!と言われていた飲み物を荷物入れに入れ、Goproと防水ケースに入れたスマホを持ち、絶対落とさないと気合を入れて、二人1組でカヌーに乗り込んだ!
乗り込んだと言っても、乗ってからゆっくり移動するわけではなく、波の状況を見て一瞬の隙をつき、猛烈ダッシュして、一気にカヌーに乗り込む。無事に1発で成功しました!
まあ実際この時すでに、朝日は上がり始めていたというね。朝日が登る瞬間を海の上で見たかったのに、一人の中国語を理解出来ない男のために、準備が手間取ってしまったからね…って俺かい!
ということで、朝日は既に出ていましたが、でも朝焼けがとっても綺麗で、写真では絶対伝わらないですが、載せておきますね。
なんていうかこの、船出だーという感じの朝日がたまりませんでした。周りには船長を慕う乗組員…いや、同じツアーの参加者がいて、なんか同士団結みたいな。
この後、教わったことを肝に命じて、朝日を見ながらカヌーで進んでいきます。すぐに服はビッショビショになります。なので、このツアー、もしくは別の場所でもカヌー体験をされる方は、濡れてもいい格好の方がいいですよ。
それよりも右側には遮るもののない朝日と海の水面、左側には歴史ある崖(日本人が崖の隣を走る道路を作ったようです)、周りには同士!とても気持ちのいい時間でした。
海でお◯っこはしていいの?
いやーそれにしても、暑い…台湾は日本と比べてかなり気温が高いです。南国にしか生息しないような樹木が育つくらい。そんな中でカヌー漕いでたらそりゃ水分取られるわな。だから、何度も飲み物を持って来てください、と言われたわけだ。
汗も出るけど、水飲んだらやっぱりお◯っこもしたくなります。海の上ってトイレあったっけ?ないよね、そりゃーね。
さすがにカヌーの中はまずいしなあ。と、途中でコーチが、海に入ってもいいよ!と言ってくれたので、スケート選手ばりのトリプルアクセルを意識した普通のジャンプをして、海に飛び込みました。

その反動で出たでしょ?

いや、まだ出してません。
今年初めて入った海の中は、とても気持ちよかったです。

その反動で、、、

いや、まだ。
天気もいいし、水温はちょうどいいし、全然水が塩辛くないし、本当に気持ちがいい。プカプカ浮いたり、泳いだり、話したり。そんなキラキラ輝く時間に紛れて、僕は用を足しました。

コノヤロー!
子供の頃ぶりだったので、久々に味わう爽快感でした!

きっとコーチもお◯っこしたくて、海に入ってもいいよと言ったんだな…

っておい!あんな可愛らしい女の子がそんなことするわけないだろ!謝りなさい!

下品なこと言って、すいませんでした。
海の中で青く光る光の正体
「ねー、あの青いモノなーに?」
一緒に参加していた親子が、水中を見ながら何かを指差している。
「あれは、微生物が光っているんだよ」
とコーチが言う!
実際生で見たことある人も少ないかもしれないけれど、イメージで言うと「ほたるイカ」が放つ青い光。我が地元、新潟県のお隣の県、富山県でたくさん採れます( ´∀`)ちなみに、ホタルイカミュージアムに昔行ったことがあり、少しホタルイカの生態を勉強しました。
絶景の朝日、輝く水面、歴史ある崖、皆んなの笑顔、青く幻想的な光。
なんて素晴らしい朝なのだろうか。服ビショビショだし、漕いでいた腕も、踏ん張っていた太ももも疲れていたけど、とても爽やかで素敵な朝でした。
着岸後はフリータイム
最後の課題は、着岸です。コーチがお手本を見せてくれます。
波を読んで、波に乗らないように気をつけながら、着岸します。カヌーが砂浜に着いたら、さっと体を回してカヌーを降ります。コーチでも少し危なかった…大丈夫か僕らは!?でも、自信はある!自信に、根拠などない!

おいっ!
パートナーと息を合わせて、えいやっ!そいやっ!
無事にすんなり着岸できました。ちょっと慌てたけどね。
着岸後、カヌーは元の位置に戻し、あとは自由時間。僕は、昔習った、体だけで波に乗る「ボディサーフィン」というやつをしてるふり。波に巻かれて、砂浜に打ち付けられて辞めました。
海に入ってもいいし、休んで海を眺めてもいい。僕と、親子のお父さんの方は、ずっと海ではしゃいでしました。
旅のパートナーは、コーチと話していました。中国語話せていいなあ、羨ましいなあ。プーハーイースー。
最後に参加者みんなで写真を撮ろうってなって、ジャンプの写真をコーチが撮影してくれたんだけど、1枚目は僕だけ仁王立ち、、、なぜなら合図が中国語だったから。ブーブー。通訳してよー 笑
コーチとも写真を撮り、親子に挨拶をして、ずっと待ってくれていたタクシーに乗ってホテルに帰りました。
ギリギリホテルの朝食に間に合う( ´∀`)
月彎舟のススメ
このツアーはとてもオススメです。値段など詳細は月彎舟(moonyakfan)を確認してみてください。
コーチも優しかったし、素敵な写真もたくさん撮ってくれます。写真は後日、facebookや写真サイト(flickr)などにアップして置いてくれて、URLを教えてくれるので、無料で自由にドラッグ&ドロップして、抜き取っていいようになっています。
今回一緒に参加した親子もすごくいい人達で、お父さんの方は英語が話せたので、パートナーが何かに集中してて、通訳し忘れている時は、そのお父さんが、中国語を英語で翻訳してくれました。まあ英語も僕はよく分からんけど 笑
他のツアーも一緒のポイントに来ていたのですが、そちらは15人くらいいました。1グループなのか何組が一緒だったのかは分かりませんが、僕らのツアーは2組で4人だったので、少人数制ですごく良かったです!(実際の定員人数は分かりません)
ぜひみんなにも体験してほしい、素敵なツアーだったのでご紹介しました。