この記事の読了目安は約 7 分です。

こんにちは、さだです。

”エッジのないショートスキーで滑る6人の勇者たち”

第3弾です。

 

 

6人の勇者たち4人目&5人目

 

4人目はレジェンド

 

 

4人目は知る人ぞ知る、

スキーインストラクター界のレジェンドです。

 

この方がなぜレジェンドと呼ばれているのか?

 

その理由を少しお話します。

 

出身は長野県。

その昔、長野のとある場所に

スキーのインストラクターを育成する

伝説のスキー学校がありました。

 

スキーの技術はもちろんのこと、

分かりやすい教え方、綺麗な”魅せる”滑り

生徒さんの心理など

インストラクターとはどうあるべきかということを

ビシバシ学んでいく学校です。

 

そんな学校あるんですね~

そして彼はそこの生徒!ではなく先生!でした。

 

毎日のように、自分の技術を磨き

毎日のように、生徒のトレーニングをし

ハードな日々を過ごしました。

 

彼が魅せる力強い滑り、特にコブ斜面は

まるでブルドーザーが通っていくような

どんなものでも押しのけてしまいそうな迫力で

コブを削り取っていきます。

 

そもそも筋肉が尋常じゃないです。

とまあ、とにかくすごい先生です。

 

伝説のスキー学校の先生

これはもうレジェンドと呼ぶにふさわしいのではないでしょうか??

ということで、勝手にレジェンドと呼んでいます。

 

修学旅行でスキーを初めてやる子供たちに向けて放った決め台詞とは?

 

レッスンでは幅広いレベル、年齢の人達に教えます。

その中で、シーズンのメインイベントの一つに

中高校生の修学旅行があります。

 

スキーは、初めてやるという子達ばかりです。

スキーは初めが肝心です。

 

どれだけ怖いという感覚を取り除いてあげれるか。

これがホントに大事です。

 

そこで、レジェンドはその子達に向けてこう言い放ちました。

 

「スキーは楽しい反面、危険なスポーツでもあります。

でも私を信じて、勇気を持ってついてきてください。

みなさんの安全は私が責任を持って保証します」

 

生徒を一人の人間としてみる気持ち

『スキーとは?』を一言で説明する言葉の選び方

初めてやるという恐怖に対する安心感の与え方。

 

いや~正直しびれました。

言いたくてもなかなかここまで言えません・゜・(ノД`)・゜・

 

そんな頼りがいのあるレジェンドインストラクターが

こんなんなりました。

 

[youtube width=”600″ height=”400″]https://www.youtube.com/watch?v=wMJqInhxuUU[/youtube]

 

あの情けない姿を今までの教え子たちに見せたらどう思うのでしょうか…

怖いを連呼したあと、思わず「う」っと声が漏れてしまうくらいの

豪快なコケっぷり…

 

ある一人のレジェンドに

また、新たな伝説が加わりました。

 

 

5人目は、長野が育てた天然スキーヤー

 

 

数々の勇敢な挑戦者たちが敗北を喫した

悪魔のスキー。

 

しかし遂に、1発で乗りこなしてしまう天才が登場した!

では彼の紹介をしよう。

 

彼は幼い頃から雪と戯れ、スキーに触れ

スキーと共に成長してきました。

雪の降る街長野の代表的な子供でした。

長野が育てた天然のスキーヤーです。

 

大人になってもスキーとの縁は離れることなく

シーズン中はインストラクター兼管理者として

その手腕を発揮しています。

 

トークも達者で彼がしゃべりだすと

周りにいる人からは笑いが絶えません。

と言っても単純にお笑い系かと言ったらそうでもなく

時にビシッと厳しくメリハリのある人です。

 

そんな彼の素晴らしい滑りをぜひ見てください!

 

[youtube width=”600″ height=”400″]https://www.youtube.com/watch?v=-oiExOHzAmk[/youtube]

 

190センチ近い大きな体が

前についた紐で矯正されて

少し小さくなってる様子が滑稽でした。

 

「ぜんぜんいける」という

まるで自分に暗示をかけるかのようなかけ声と共に

安定した滑りで滑り降りることに成功しました。

 

最後は八の字までつくって

スキーっぽくなりました。

エッジのないスキーの未来に、明るい兆しが見えました。

 

次回は、彼の滑りを間近で観察し、自分のものにした最後の勇者が

誰も滑ったことのない急斜面を命懸けで滑走します。

次回もお楽しみにヽ(´▽`)/