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こんにちは、さだです。今年のオリンピックは想像を超える感動がありましたね。日本のメダルの多さに驚いています。元々ポテンシャルはあったのだろうけど、4年後に東京オリンピックが決まっていることもあって、若い選手たちのモチベーションが違っていたのでしょうか。若い選手が盛り上がれば、当然歴年の先輩方も盛り上がります。今年は本当にすごかった。

 

怖くて未だに見れてない。日本のリレー銀メダルに震えた

特に僕が感動したのは、陸上4×100メートリレーでの銀メダル。いくらレベルが上がってきたとはいえ、僕が高校時代陸上競技選手だった頃は(実は小中高と陸上部だったんです 笑)、日本人選手が短距離走でメダルを取るなんて夢のまた夢。何年経っても追いつけない、埋められない差があると言われてきました。技術だけでは敵わないと。。。

でも今はそんな評論家の常識を覆し、世界最高峰の大会で、2番目に輝くメダルを獲得するまでになった。曲がりなりにも(僕は不良部員でした 笑)陸上競技の競技者として学生時代の9年間関わって来た人にとっては、本当に信じられない感動の出来事でした。更に信じられないのが、短距離種目でファイナリストが一人もいなかった日本。バトンパスが世界一なんだろうと思います。身体能力の差を、技術が上回った瞬間だと思います。その瞬間をリアルタイムで見ていたわけではなく、友達がインスタで挙げていた情報を見て、信じられなさすぎて、はじめ理解できなかった。実は未だに怖くて、銀メダル獲得の映像を見ていません 笑 そろそろ気持ちも落ち着いてきたので見ようと思っています。

ちょっと前フリが長くなりすぎましたが、ここから日本人とカナダ人とのオリンピックにまつわる意外なエピソードを紹介していきたいと思います。

 

カナダ日本のエピソード

銅メダルを争い抗議!最後はsorry、そしてハグ

男子50キロ7競歩で銅メダルを獲得した荒井選手。カナダ人のエバン選手に接触したとしてカナダ側から抗議された。一時は失格となるも、最終的には失格が取り消され、銅メダルを確保した。エバン選手の素晴らしい所は、自分が審議で負けたにもかかわらず、その後荒井選手に「sorry」と声をかけ、ハグをしたこと。スポーツは、勝ち負けだけではないこうした情景が本当に美しいと思う。

 

リオで初採用、7人制ラグビーで初戦カナダに大敗

緊張の為か雰囲気が硬くなってしまい、本来の力を出せなかったと話すヘッドコーチ。日本は最初のトライをカナダに決められ、そのまま45-0のまま大敗した。負けたのがカナダで良かった思ってしまった自分がいました( ;∀;)

 

2020年東京オリンピック決定に尽力してくれたカナダ人

カナダ在住時に空手を習っていて、その時に日本に興味を持ち、それからはすっかり日本の文化や伝統、自然に魅せられているジョン。東京招致のエンブレム「結び」が象徴する通り、日本には自然と調和することの出来る伝統的な文化があると高く評価してくれています。また、海外から日本に帰って来た時の、絶対的な安心感はどこの国にもないとジョンは言ってくれています。そー言った意味でも日本は「平和の祭典」であるオリンピックにふさわしい国だと語ってくれています。

 

和歌山県が2020年東京オリンピックのホストタウンに決定

決まった経緯としては、和歌山からカナダへの移民の歴史があるとされています。昔からカナダと日本は関係があったんですね。和歌山に遊びに行こうかな 笑

 

まとめ

世界最高峰の競技会、オリンピック!ただ技術を競い合うだけではなく、様々な感動とドラマが生まれ、その度に人々の心を動かし、世界との和も生まれる。最高の世界の架け橋だなと思います。

今までは日本の事しか応援しなかったけれど、自分を1年間住まわせてくれたカナダを第2の故郷、アナザースカイだと感じている今、気にせずにはいられません。競歩の部分でもあったように、カナダ人の人柄は本当に見習うべきことが多いです。困ってる人がいたら助け、自分の勝ち負けだけに限らず、フェアな勝負をしたライバルに心から称賛を送れる。そんなカナダ人が僕は好きです。

ワーホリ中の皆さんは、強くその事を感じているかもしれないですが、こうやってオリンピックでのエピソードも踏まえて、是非カナダの温かい人達とコミュニケーションを図って頂ければこの記事を書いた意味も少しはあるかな 笑

 

カナダワーホリ