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こんにちは、ヘロヘロのさだです。

さてさて、ホテルでしばし休憩しているうちに、前もって予約してあった、ホテル発ナスカ世界遺産ツアーの時間が迫ってきました。さあ、それでは世界遺産大国ナスカのおすすめツアーに出発しましょう!!ちなみにこのツアーは、150ソルで4時間程かけて3ヵ所で車を止め、世界遺産や観光スポットを見て周ります。さて、この代金が安いのか高いのか…一応米ドルでも支払えます。その場合は50$なのでちょっと割高(*´Д`)後発組は、キャッシュを手元にあまり持っていなかった為に、45$にまけてもらっていました。同じグループを目の前にしてツアー代まけちゃうんだからなぁお兄さん(*_*;

 

ナスカ世界遺産乗用車ツアー

静まり返った車内…何か話さなきゃ

運転手付きの特に豪華ではない普通の乗用車がお迎えに来た。2組に分かれて、車に乗り込む。僕は、ともちゃんと2人で後部シートに座る。もしまたともちゃんが酔ったら、いつでも手を握りますワタクシ( ̄▽ ̄)→ナスカの記事

砂まみれの家々をぼーっと窓から眺めながら、物思いにふける。いろんな想いが頭の中を駆け巡る。でも駆け巡り方がなんかおかしい。気持ちのいいスピードじゃなくて、グルグル回る。なんかフワフワしてる。

隣に乗っていたともちゃんが話しかけてきた。

ともちゃん「犬がいますね」

さだ「うん、横断歩道渡ってるね」

って言ったはずだったけど、頭の中でつぶやいただけだっけ。あれ?俺今言ったよね、あれ?ともちゃんの方を向いても今話してた感じじゃないんだよなぁ。でも犬は近くにいるし。

気がついたら、静まり返った車内…運転手は日本語も英語も話せなそうだし、音楽をかける様子もない。他は僕とともちゃんしかいない。どっちかが話さなければ当然し〜んとなる。何か話さなきゃ…

何を話したか覚えてない…

さだ「◯◯◯◯◯」

というか何を言ってるかも分かっていない…

ともちゃんは相づちを打ってくれていたような気もするし、全く聞こえていないような、友達同士が何か話してる雰囲気がまるで感じられなかった。

こーなった理由は分かってる。あ〜やっちゃったなぁって思ってた。くそ〜、あのアミーゴめ…( ̄◇ ̄;)※この理由はナスカ世界遺産ツアー記事(2話)の終わりに記しておきます。

ともちゃん「大丈夫ですか?」

さだ「うん。大丈夫」じゃないよ〜ホントは(T ^ T)ごめんね、ともちゃん。心配してくれてるのに、、、ダメかも。

グロッキーなまま、一つ目の目的地に到着

とりあえず外に出られる!なんとか気合い入れて、体を元に戻さなきゃ。洋ちゃん達と合流して、建物の入り口に入る。精一杯平然を装って…

 

もうダメ、離脱しよう

ナスカ工芸品

ナスカ 伝統工芸品

中に入ると、伝統工芸品!?のような様々なモノが飾ってある。

ナスカ工芸品

その近くで、何か食べてる…いや、ものづくりをしているおじちゃんがいる。

しんやに前に行きなよってジェスチャーされたけど、後ろでいいって断った。みんなにヘロヘロな事、バレたくなかったから。なるほど、こーやって造るのか…と頭の中でつぶやく。そんなに興味があったわけじゃないけど、自分は冷静だって自分に言い聞かす為に。

1番後ろから、どれくらいその光景を見ていただろう。何度も後ろに倒れそうになる度に、踏ん張って。でも、もうダメ、気持ち悪いし座りたい!僕は、グループから離脱した。

ナスカ工芸品

 

情けない自分に泣きそうになった

外に出て、地面に座り込んだ。貴重品を持ってたから、何度もポケットを握って落とさないように確かめてた。日本よりは確実に危険な場所で、こんなグロッキーなやつが座り込んでたら、いつ襲われてもおかしくない。そう思ってた。

誰かが通る度に緊張が走る。でも、何度も意識がとんだ。はっと気づいて、また緊張して。その繰り返し。そのうちに吐き気もして、僕は近くの木に向かった。何度も嘔吐した。情けなくて、泣きそうになった。どのくらい時間が経ったのだろう。鑑賞を終えた洋ちゃん達が戻って来た。

「あっ」

洋ちゃん「さだ大丈夫か」

後ろで洋ちゃんの声がする。みんなゴメン。足手まといにはなりたくない。行こう!

 

忘れられない想い出の場所、2つ目の目的地

 

ナスカ世界遺産

ギリギリの状態で外の風がやけに気持ちよかった

次の目的地に向かう途中、車の揺れが気持ち悪い。

ともちゃん「濡れティッシュいりますか?」

さだ「ごめんね〜迷惑かけて」

ともちゃん「全然いいですよ、地上絵の時私がお世話になったので」

いい子だなあともちゃん(T_T)そう言ってくれることが有難たかった。

窓を全開に開けて、目をつぶった。なんでだろ、やけに風が気持ちいいなぁ。今こうして南米の地を車で走っていることが、まるで夢でも見ているかのような感覚。頭では現実だって分かっていたけど、次の目的地に着くまでのつかの間の心地良さに身を任せた。このまましばらく目的地に着かなきゃいーのに、そう思っていた。

続きはこちら⇒ナスカ世界遺産ツアー中に爆笑の再会…その理由は!?そして、現地人に容赦なく車のトランクにぶち込まれる僕

 

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