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こんにちは、さだです。そんなつもりなかったんですが、犬神様の話題で2記事めとなりました。(前の記事はこちら⇒これは神様?蜃気楼?砂漠の山に突如現れた一匹の犬。うつろな僕を励まし続けてる

本当は今回の記事も砂漠の山登りを連想させるタイトルをつけたかったのですが、こっちの方が当時のインパクトを反映している気がする、、、なんか日本では絶対に起こりえないことが南米では起きる。いや、起きていることに関わりがないから気づいてないだけなんだろうか。野犬と共に時間を過ごすことなんてほとんど日常生活にはなかったから。

あなたは経験ありますか?飼われている、見てくれがかわいい綺麗なワンちゃんたちではなく、体の毛が薄汚れていて、体もやせ細っている野犬と共に数時間一緒にいること。餌をあげて、遊んで、一緒に座って休むこと。僕は無かったです。だからなのかもしれないですが、感情移入が半端なかった。僕に良くしてくれたこの子に……あの時までは

ということで、『あの時』のエピソードと下山の様子を次の記事では書いていこうと思います。

 

一休みして記念撮影をしてたら…

ワカチナカナダ

遊び疲れたので犬神様と一休みをして、広大な砂漠やオアシスの町、薄い青の空、登り切っていない朝日を写真に収めた。もう少し景色のよさそうなところの移動しようと歩いていたら、犬神様は僕を主人だと思うかのようにテクテク着いてきた。かわいい奴だなあ、と思っていたらふと立ち止まって匂いをクンクン嗅いでいる。砂漠だからものなんてほとんど落ちてないから珍しいんだろうな。

ワカチナ

ん?なんだろあれ?なんか食べてる?
犬神様は人目もはばからず、なんだか怪しげな黒い物体を夢中になって食べていた。よく見ると、、、!!!!!う、う○こじゃねーか!!!!!まじか?そんなはずはないと、全力で考えた!頭をフル回転させて、う○こではないということを立証しようとした。もしかしたら丸焦げになった焼き肉かもしれない。もしくはウィンナーとか。果物が腐って黒くなったやつかもしれない。犬って果物食べるのかな。いくつもの仮説を立て、そうじゃないことを祈った。でも、そのどれもが、仮設の域を越えなかった。いつの間にかう○こにももしかしたら栄養があるのかもしれないと考えていた。。。

犬神様、そんなにお腹減ってるの?そうだよね。飼われてるわけでもない、餌が豊富にある場所でもない、お腹、減るよね。でもいくらなんでも、それはダメだ!病気になってしまうかもしれない。なので心を鬼にしてう○こを砂で埋めた。大好物だったらごめんよ…でも、あれはダメだどう見ても。う○こじゃないとしてもダメだ!!

 

カナダの国旗で記念写真、、、その時だった

ワカチナ

犬神様を連れて、少し場所を変えた絶景ポイントに移動した。朝日が良く見えた。

普通の写真を撮り終え、持ってきたカナダの国旗を広げた。そしたら犬神様が遊び道具と勘違いしたのか口にくわえて離さない。おい!大事なものだから返してくれ!やっとの思いで国旗と引き離した時、僕が持ってきた国旗にはう○こがついていた。未だにあれがそうではない希望を捨てていなかった僕は、恐る恐る匂いを嗅いでみた…ん~くちゃい(;´Д`)やっぱりそうだったんだ。僕の視覚が正しかったことを嗅覚が証明した。

ワカチナ 犬

コノヤローせっかく持ってきたカナダの国旗で、いろんなとこで写真を撮ろうと思ったんだぞ!それなのに、、、犬神様への情が悪意に変わった、、、ということはなかった。コノヤローとは思ったが、この子は何も悪くない。わざとじゃない、ただお腹が減っていただけ、遊んでほしかっただけ、それだけだ。危うく僕を頂上まで導いてくれた恩人に対して、悪意を抱くとこだった。

 

登るのに苦労した砂山も下山は一瞬

ワカチナ

さあ、そろそろ皆も起きる時間だから砂山を下りようかな。来た道を帰る必要な無いな。ホテルまでの最短距離を一直線に降りよう。ふと下を見ると、けっこう急な斜面に、スノーボードにある程度慣れている僕もたじたじした(*´Д`)でも、是非試したかった事がある。

時間的にサンドバギーやサンドボード(詳しくはこちらの記事で⇒砂まみれ!?ワカチナの広大な砂漠が生んだ豪快なアクティビティ)が出来なかった僕は、飛行機の機内から拝借したブランケットを使ってあることをしようと思っていた。それは、ブランケットにうつぶせに乗って、砂山を滑り降りること。さぞかし、爽快なんだろうなと想像していた。

よーしいくぞー!犬神様、僕の勇姿を見ててくれ。そーれっ!
……ズズッ…あっあら。全然すべらにゃい…
もういっちょ…やっぱりだめだ。

ハアァァァァァ(;´Д`)楽しみにしてたのに~。スピードつきすぎたら、最後どうやって止まろうかとか考えてたのに 泣 仕方なく犬神様と一緒に走って坂をかけおりました。犬神様は追いかけっこしていると思ったようで、僕に負けじと猛ダッシュしてきました 笑 これはこれで楽しい。いてっ!足に食いついてきやがった。まあ甘噛みですけど、走ってるときの甘噛みは痛い 笑 しかも忘れてたけど、う○こ…そうこうしてるうちに二人ともけっこうなスピードが出てる。僕より犬神様がリード。でも、うま~くスピードを吸収しながら止まっていました。僕も負けじと、急ブレーキ 笑

あーあ、楽しかった。下まで降りるのに、時間測ってないですけど、体感は1分弱位かな。その後はどうしたって?犬神様とはここでお別れしました。不思議なことに、役目を終えたかのように犬神様は去っていきました。もしかしたら本当に、バスに乗り遅れて(詳しくはこちらの記事で⇒リマ空港から有名なクルスデルスルのバス停まで、タクシー以外で行ってみたww)一人で砂山に登るのは寂しいだろって、神様が同情してくれたのかもしれない。ありがとう犬神様。

 

まとめ

砂漠のアクティビティはもちろん楽しそうです!!!僕も次行く時があれば絶対やりたい!でも、こうやって体一つで砂山に登り、朝日を眺め、犬と友達になって、その土地を知り、味わうこともなかなかいいもんだと思います。次砂山に登るときは、段ボールを持っていこう。ダメかな…

 

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