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よく間違えられるので、はじめに言っておきます。僕の心はゲイやオカマではないのです。
しかし、とある理由から台湾のマッサージ屋さんで、マニキュアをしてもらうことになりました。すると、、、
そうだ!マッサージに行こう!
アジア旅行と言えばマッサージでしょ!?という僕の熱く強い想いがあります。無類のマッサージ好きだと自負しております。なので今回もマッサージをしてもらおうと、滞在中のホテルの周りを探しました。(この時は花蓮のホテルにいました。)
3つくらいマッサージ屋さんを発見しました。そのうち2つはLINE@とかで営業もやっているイケイケのチェーン店ぽくて、外で値段とかコースを見ていたら、中から貫禄のあるおばちゃんが出て来ました。
営業熱心だなあ。でも、店内に貼ってある料金表とおばちゃんが言っていた料金が少し違ったので、騙される!ひいいいいいと思って辞めました。そのせいで同じ系列のもう1店舗も行く気がしなかったので、最後に見つけた所にしました。
アットホームな雰囲気に落ち着く
外から店内を見ると、4、5人のお姉様方が、だんらんしている…いや、仕事をしている。いや、どう見てもくっちゃべってるだけだろ。そしてどう見てもお姉さんではなくておばちゃんだ。
お客さんが誰もいないのかなと思いましたが、奥の方にお客さんらしき人が一人。まあでも、このローカルな雰囲気がとても落ち着きます。
ドアを開けると、
「イラッシャイマセー」
なんて言葉は一切なく、あれ?誰か来たよ?みたいな顔でこちらを見るスタッフの皆様方。えっとお留守番中の近所のおばちゃん達なのかな…

&%△$#◯”#$&J(中国語)
とここで、心強い旅のパートナー(以後ふーさん)が中国語で、このコースでマッサージをしたいと伝えてくれました。

さすがやね。
一人用のふかふかしたソファーに座らされ、バケツで足を洗います。洗うといっても、なんか変な液体に足をつけておくだけです。そのまま15分くらい待ちます。

ちょっと喉乾いたから何か買ってこようかな。

それなら電話してあげるよ!
おばちゃんがドリンクメニューを持ってきてくれた!

なんか飲み物頼んでくれるみたいだよ。

なんかいいな。このアットホームな感じ 笑
ということで、タピオカ入りのミルクティーを頼みました。これほんと美味しいです!メニューは当然中国語ですが、ふーさんが翻訳してくれました。
まるで友達の家に来て、マッサージをしてもらうかのようなアットホームな雰囲気が、とても気に入りました。マッサージはリラックスするためのもんだからね。変に気を使わない雰囲気が、より疲れを取ることに集中させてくれていいですね。
マニキュアをされることになった理由
足のマッサージが始まり、僕の担当らしきおばちゃんが何やら話しかけて来た。

爪どうしたの?汚いねえ。

なになに?なんていってるの?

なんか爪汚いからどうしたの?って
その後、+500円でマニキュアをオプションに出来るけど、どーするか聞かれました。ちょうど爪切りたかったし、ついでにやってもらおうかな。
この記事を読んでくれているあなたに誤解しないで欲しいことは、僕の爪は普段から汚いわけじゃないってことです。これには訳があって、実はここに来る前に宿泊先のホテルからレンタル自転車を借りて、旅の衣服を洗濯するために、コインランドリーに行きました。
そして、その流れでちょっと街中をサイクリングしている途中、ふーさんの自転車のチェーンが外れた!

オーマイガー!
今まで外れたチェーンつけたことなかったけど、ただつければいんだよね、たぶん…
やってみると案外あっさりつけられました。が、過酷な戦いをしたかのように、手が真っ黒( ´Д`)

トホホ…拭くものもないし、とりあえずこのままで
とその時、

おいっ!

ん?なんか呼んでる声がしたような…
ポンっとBOXティッシュが飛んで来た。うわーまじかあ。おっちゃん、ありがとー!見た感じ強面のおっちゃんがBOXティッシュを貸してくれた。
困っている人を見かけたら、すぐに手を貸してくれる。台湾の人は温かいなあと思いました。異国の地で、こーいう優しさや気遣いに触れると一気にその国が好きになるものです。僕はさらに台湾が好きになりました。
と、話を戻します。爪が汚かったのは、外れたチェーンを直したせいなのです。

な〜んだ!鼻くそほじりすぎたのかと思ったよ 笑

おいこらっ!
変な気分…
足のマッサージと共に、もう一人のスタッフさんからのネイルが始まった。片手、両足がふさがっている僕の隣では、ふーさんが時々タピオカミルクティーを飲ませてくれます。
足と手と飲み物と、3人の女性からリラクゼーションを受けて、、、えーっとここは天国ですかねえ( ´∀`)
アニメとかでみたことのある光景で、まるで王様か大富豪にでもなったかのような気分でした 笑
足のマッサージはというと、指圧とさする系のマッサージで力具合もちょうどよくて気持ちいい。これが日本のマッサージ屋さんの約4分の1くらいの料金で受けられます。
ネイルの方は、

鼻くそほじる指は、爪切らずに残しておこうか?

いやいやほじらんし!
と、中国語の分からない僕だけ置いてきぼりで、他の皆さんに笑い者にされながらも、みるみる爪が綺麗になっていきました。
バカにされながらも、例の事件で汚くなった爪を切ってもらい、爪の薄皮も削ってくれて、透明のマニキュアを塗ってもらい、かなり女子力アップしました。あるモテ男の芸能人がネイルに通っていると聞いたことがあるので、これで僕もモテ男の仲間入りですかね( ´∀`)へへっ。

不思議だったのは、ネイルをされると、なんていうか乙女心が芽生えるんですよね。なんか綺麗な爪だから、おしとやかにしていようとか、汚さないでいようとか、綺麗に指を動かそうとか。
前までは、男でネイルなんてなんでするんだろうと思っていました。とても変な気分になりましたが、ネイルをする男の人の気持ちも少し分かったような気がします。
日本に帰ってからも、しばらくそのままマニキュアを落とさずにいましたとさ。
とにかく痛かった台北のマッサージ
最後にもう一つだけマッサージの体験を話します。
この話は台北に戻ってからの話です。旅の最終日前日、まあ次の日は朝早くに空港に向かわなきゃ行けなかったので、実質最終日です。
旅で溜まった疲れを最後に取ろうと、もう一度マッサージに行きました。
なんかここは受付のおばちゃんが少し日本語話せたりして、日本人旅行客をがっつり掴んでいる感じでした。花蓮で行ったアットホームなマッサージとはまた少し違いました。といっても台湾人のフレンドリーさは変わりません 笑
店内のお客さんはオール日本人。社員旅行とかで来ていたみたいで、10人近くいました。
少しして、早く終わった社員旅行中のお姉さんが、別の日本人のお客さんをこのお店に案内してきました。大学生くらいの男の子3人組です。
スタッフにも若い女の子が1人いて、「みんなかっこいい〜」っていってました。(ふーさん通訳)
受付のおばちゃんに、「あなたどの子がいいの?」なんて聞かれて、顔を赤くして照れ臭そうに一番左の子と言っていました 笑
おーい、ここにもマニキュアしたイケメンいますよ( ´∀`)
・・・・・。
僕のマッサージを担当してくれたのは、経歴が長そうなおじちゃんです。
このお店は店内も広く2階もあって、スタッフも多かったです。名刺に番号が書いてあって、番号で指名を区別するみたいです。
隣に座っていたお客さんに痛いですか?と聞くと痛いです、と。てか聞く前に既に顔がその痛さを物語っていました 笑
僕の方の担当のおじちゃんのマッサージも、とにかく痛い。。。

うおっ!

痛い?微笑

痛い痛い!!!

微笑笑笑
絶対この人痛いっていうの楽しんでるな…きっと長年の技術に自信があって、力も強いので、迷いなくしっかりマッサージしてくれるんだけど、実はそんなに気持ちよくない…
僕は全身コースだったので、しばらく足をマッサージされると、1階のソファー席から2階のベッド席に移動する。
そこで腰や背中や肩をやってもらうんだけど、足と同様だいたい痛い。そんなに気持ちよくない。痛いって聞くのに痛いって言っても力加減はそのまま 笑
きっと一生懸命やってくれてるんだろうから、文句は言わずに我慢します。
後ほどふーさんにも感想聞いたら、すごい気を使ってくれて優しい人だったんだけど、押してくれるツボが少しずれてたって言ってました 笑
施術してくれる人によって、それを受ける人によって、受け取る感想は違うと思いますが、こうやってネタとしてお伝えできることは、僕にとっては有り難いし、いい想い出です 笑
鼻くそとばかり言ってマニキュアをしてくれたおばちゃん、とにかく痛いマッサージの厳しさを教えてくれたおじちゃん、通訳してくれたふーさん、ありがとう!!
このブログをお読みの皆さんもぜひ、台湾式!?マッサージを受けながらマニキュアをしてみてもらってください。男はひとときの極楽気分を味わえますし、女性は癒されるはず 笑