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さて、台湾国際桃園空港に到着しました!なんだかんだ、いつも無事に入国出来ていることに感謝しながら、早速空港から宿泊先の台北駅周辺に向かいます!
今回の台湾旅行は、実はとっても安心なのです!というのも一緒に旅行しているパートナーが、なんと台湾に6年も住んでいて中国語がペラペラなのです!言葉だけではなく、台湾の文化にも慣れていますからね。
なので、いつもは自分でしたがり〜な僕も、今回は大人しく、パートナーの中国語のやり取りやアテンドに絶大な信頼を寄せながら、ただただ見守っていました。
ここ数年の東京は、アジア人観光客や留学生がとても増えました。そのおかげで、台湾に入国しても、外国にきている実感させほぼ感じていませんでした。
ただでさえ日本にいるかのような安心感の中、心強いパートナーと一緒にいることで、海外旅行先で忘れてはならない”危機感”がゼロに等しかったのです。そこに、大きな落とし穴があるとも知らずに…
台湾国際桃園空港からバスで台北駅へ
僕一人なら思わずタクシーに乗ってしまうかもしれない所も、現地人っぽく、バスで移動します。もろに旅行客ではなく、慣れてる感が出せるバスや電車移動はいいですね。実際台湾初めて来たのに 笑
当たり前のように大きな荷物をバスの荷物置きに積み込んでもらい、、、自分で積み込むのかい!!日本と違い、このバスの運転手さんは、そこに入れてっていうだけで、自分で荷物を所定の場所に積み込まなきゃいけませんでした。そういうシステムなのね。
そして僕らはバスに乗り込みました。バスの中は広いし、人が少ないし、快適そのもの!日本出発が朝早かったから眠い…どれくらいで着くか分からないけど、一眠りしますか( ´∀`)
気づいたら車庫の中
何度か置きながらも迫り来る眠気に身を任せ、30分ほど寝ていました。ふと気づくと、バスが止まっている。信号待ちなのか、もう着いたのか、窓の外を見ると、同じようなバスが何台も止まっています。僕ら二人以外、周りには誰も乗っていません。
え〜っとここはどこだろう…隣で気持ちよさそうに寝ていたパートナーを起こし、二人で寝ぼけながら考える。えっと、ここは、きっと、バスの車庫だね!!!
うわっ寝過ごしちまった!ってか起こしてよ運転手さん!とりあえず、バスを降りようと前の方に歩いていって、先ほどとは違う運転手さんを見つける。以下、中国語でパートナーが話かけてくれました。
パートナー「ご飯中失礼します。ここはどこですか?」
運転手さん「えっ!どうしたの?もうとっくに台北駅は過ぎたよ」
パートナー「バスの中で寝てしまってました。」
運転手さん「うわ〜、そうだったんだ。」
パートナー「荷物を出したいので、トランクを開けてもらえますか?」
運転手さん「OK!」
ん?あれ?空っぽ!!!荷物がないじゃないか!!!
パートナー「荷物がないです!!」
運転手さん「えっ!?大変だ!中国語話せる?」
今中国語でやり取りしてたじゃん!苦笑
運転手さんは、これをタクシーの運転手さんに渡してここまで行ってくれと頼んでみて!と言って、一枚のメモ書きを渡してくれました。
まじか!まさか台湾に来て一時間あまりでロストバゲッジに合うとは思いもしなかったですよ。きっと前の運転手さんは、台北駅でそのまま荷物を降ろして、ここまで運転して来てしまったのだろう。確認しろよ!泣
日本ではありえない現状に、一気に目が覚めました!と同時に、もしも荷物が見つからなかった時のことも考えて、必要なものを買うイメージをしていました。服とかはまだいいにしろ、写真や動画が入っているメモリーカードとかGoproとかは痛いなあ。
と思いながらも、記事としては面白いネタだなあと不謹慎なことも考えていました。]
台北駅へカムバック
カムバックといっても寝てたからそんな感じはしないのですが、一刻を争うのでとにかくタクシーを捕まえました!焦っても仕方ないので、出来る限り冷静を装って。
そして台北駅のバスターミナルに到着!どこにバスが着いて、通常荷物はどこに下ろすんだろう。。。考えても分からないので、とりあえずバスターミナルに入る。
「……あっ!!!!!あった!」
バスターミナルの中のインフォメーションみたいなところに大きなバックパックとスーツケースが仲良く置かれている!フーッとため息と安堵の笑顔がこぼれた。
とりあえず、通じるかも分からなかったけど、英語でこれ僕らの!って言って、あとは流暢なパートナーの中国語に任せた。
一人、責任者みたいな人が他のお客さんを対応していたから少し待っていた。その人たちはスマホを忘れたらしい。その人たちが電話をかけると、それらしきスマホの着信音が鳴った 笑 見つかって良かったね!自分たちのも見つかっていたので、人に優しくなれました 笑
その人たちの対応が終わり、僕らの番。無事に荷物を取り返せました!いや、取られたわけじゃない。僕らが悪いのか…いや、起こせよ!
僕らの荷物は、台北のバスターミナルの外に、乗客が乗り降りする場所にそのまま置かれて、誰も持って行かずに残っていたので、ターミナル内で保管していたということです。
今回は特別無責任な運転手さんだったのかもしれないですが、それでもやっぱり日本の感覚と海外では違うことがたくさんあるので、みなさん気を引き締めているに越したことはないです。僕も改めてそのことが、日本のサービスの素晴らしさと共によく分かりました!
もしどうしても眠ければ、荷物を席まで持ち込んじゃうってのも、今回のようなハプニング対策には、いいかもしれないですね。
台湾国際桃園空港のWifiとその他
空港のことに何も触れていなかったので、僕だったら知りたいなと思う部分だけ、せっかくなのでここに記載したいと思います!
Wifiについて
空港にも時間無制限のWifiがありますが、台湾はそれだけではないのです!こんな国初めてですが、台湾国内のあらゆる場所で、Wifiを使えるように、共通のWifiIDとパスワードを教えてくれるのです。以下に記します。
イミグレ(入国審査)について
僕が訪れたことのある地域の中では、ハワイの空港くらい入国審査が楽でした!ちなみにハワイの記事(入国審査については書いてないですが)は下記
日本語も結構使ってくれるし、英語も通じました!人にもよるのでしょうが、僕の場合、普段当たり前にされるであろう質問さえも、全く何も聞かれませんでした。日本人はそれだけ信用されているのですかねえ(*^_^*)もしくは、日本語や英語があまり堪能じゃなく、あまり話したくなかったので、まあ大丈夫だろうくらいで通したのかな。まあいーや!とにかく台湾のイミグレの検査官はナイスです!
ガードマンについて
空港内の随所にいるガードマンですが、日本でいうタスポやスイカなどを購入出来る自動販売機の前で遭遇しました。すぐにバスや電車などで必要になるということで、パートナーから渡されたカードに入金(チャージ)しました。
ちなみにこの機会はお釣りが出ないらしいので、希望チャージ金額にぴったりの現金がない場合は、見送った方が良さそうです。
その時やけにガードマンが近くによって見てくるのです。僕が操作している画面を覗き込むように( ´Д`)y
なに!?そんなに不審な動きしてた?単に暇なのか?困っていたら手伝ってくれようとしたのか?
まあ理由は分かりませんが、どんな人がいるか分からないので、背後にも気を配っていることに越したことはないですね。日本でも一緒ですが。
まとめ(ロストバゲッジの注意点)
今回はたまたま見つかったからいいものの、悪い人に先に見つかっていたら盗られていたかもしれません。以前オーストラリアのホテルで、ゴソッと衣類を盗まれた経験があるので。旅行客の荷物なんてカッコウの餌食だと思います。
まずは、常に危機感を持って、自分たちの荷物に常に気を配っていることが、大事ですね。無くなってから慌てるのではなく、予防策が大事なんですね。バスだけではなく、電車やトイレに行っている最中とか、ホテルの中でも。ピーピー音がなるものでもつけておこうかな。。。
そして、万が一荷物が無くなってしまっても、慌てて二次災害が起こさないように、そんな時こそ冷静にメンタルを保つということも、予防策をとることと同じくらい大事だと思います。
一緒にいた旅のパートナーも、慌ててタクシーを止めてくれようとして、危うく車にひかれそうになってました。荷物が無くなってしまった時は、諦めず、でも万が一の覚悟をしつつ、冷静に判断して最善の方法を尽くすことが、後に後悔しないためにもきっと大事なことなんだと思います。
楽しい旅行が台無しにならないためにも、セキュリティーはお互いしっかりと強化しておきましょうね!