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こんにちは、さだです。
今日は一日スキーのレッスン。
午前はマダム。
午後は7歳以下の子供達。。
マダムの自信のなさが上達を妨げてる!?

今日のお客様はけっこう大きいお子さんがいるマダームです。
マダム「こんな年で大丈夫ですかね?」
僕「いんや全然平気です。スキーは歳を取っても出来るスポーツですから」
実は60歳以上のスキーヤーだってざらにいます。
上手くなると力のほとんどいらないスポーツですからね。
まっいるところもありますけどね。
でも普通に気持ちよく滑るぶんには全然問題ないです。
さて、マダムのスキー経験は?
「中学生の頃授業で1回やって、いけるかなって思ったらダメでした。」
おーヽ(・∀・)ノなかなかアクティブな方です。
チャレンジ精神は大事ですヽ(*´∀`)
でも前の日滑ってみたら上手くいかなくて意気消沈してました。
大丈夫!出来るって思うことが大事ですから。
それじゃあレッスン開始しましょうー。
八の字は出来ますかね?っと様子見。
体に力が入ってガッチガチですね。
じゃあまずは力を抜く練習デース。
うんうんいい感じ。
次は体重を移動させる練習ですー。
うんうんいい感じ。
はいじゃあ、行きたい方向に顔と体を一緒に向けてみましょうー。
ほら、曲がれるでしょ?
※実際はここまでスムーズではありません。
でも、2時間のレッスンでゆ~くりですが、左右に曲がれるようになりました。
僕が今回気をつけたことは、前日の結果にすっかり意気消沈しているマダムに対して
教える2、褒める8をこころがけました。
人はもともと2つか3つのことしか頭に入らないんです。
特に大人になると1つのことをすごく考えちゃう。
教えることはシンプルに2つか3つだけ。
後は一緒に滑る安心感と、自信をつけてもらうために褒めること。
今回はこのパターンがすごく良かったと個人的には思います。
レッスンってただ上手くすることだけじゃなく、もう1度滑りたい。
まだまだもっと上手くなりたいって思ってもらうことも大事なんですよね。
そう僕も先輩からおそわりました。
レベルの違うレッスンに子供の母親ご立腹!?
う~ん、これは常に気をつけなければいけない課題です。
基本的にはクラス分けというのは初めての場合
子供のご両親の自己申告制で決まります。
で、もちろん自分の子供は皆さん可愛いわけです。
ちょっとひいきめに見てしまう方も多いです。
だからたまに、インストラクターが見て、うっそーって思う子が混じってます。
出来るだけ早い段階で見極めるようにはするのですが
いかんせん、少しレベルが違うから降格ーってわけにもなかなかいかないわけです。
まあいろんなしがらみとか、バシッとハマるクラスが無かったり、、、
なので少しだけ無理して、4人の子供達全員でリフトで上まで上がりました。
小道具もしっかり準備して。。。
約400Mくらいを滑り降りるのに1時間かかりましたヽ(・∀・)
う~ん、初めての子達じゃないの、これはさすがにかかりすぎ。
「ねー、いつ終わるの?」って時間も気にし始めて自分で立つことすらしなくなってきた。
これは仕方ないと思い、一つ下のクラスの先生にお一人様を預けて。
さあ後のみんなは先生についてこーい!
ということで残り30分、スピーディになるべく多く滑れるようにレッスンを考えました。
んで、終わったあと子供たちのお父さんお母さんとお話するのですが
一人のお母さんから
「最後のほんの30分しかちゃんとしたレッスンしてなかったように見えたんですが、、、
いつもこんな感じですか?全然うちの子は一人でも上から下まで降りてこれるのに
なんかやる気ないような、一人で滑れないような子がなんで一緒なんですか?」
う~ん、核心を突いてます。
そう思いますよね。ごめんなさい。
気持ちは分かります、おっしゃることもほぼ合ってます。
でもねお母さん、初めにそのクラスに入ってきたからには
下のクラスに移動させてしまった子とそのお母さんの気持ちも考えてあげないと。
と僕は思います。
下のレベルに行ったらモノ足りない、このクラスならついていけない、
そしたらその子どこに行けばいいですか?
かといってマンツーマンで見たら、
大人の話ですけど人件費分スクール代が高くなっちゃいます。
だから数人をイントラが一人で見たりするんです。
日によって生徒さんの人数は違いますけどね。
もちろん日によってはマンツーもあります。
でも基本的にははじめの親子さんとのやりとりで
近しいであろうレベルの子達を何人か一緒に見るんです。
全く同じレベルだって子のほうが少ないんですね。
それが嫌ならプライベートなレッスンにいってもらうって方法もあります。
でもそれだとやっぱりコストが高くなります。
リスクがある分、その料金なんです。
といったところで、お母さんの意見ももっともです。
なので明日も来てくれると言ってくれたので、
今日の分までしっかりと滑る時間を作れるように頑張ります。
明日もよろしくお願いします。
PS このお母さんとはかなり長く話したのですが
きちんと理解を示してくれる子供思いのいいお母さんでした。
自分ももっと最適な判断を下せるように努力します。