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こんにちは、さだです。
遂に、エッジのないショートスキーで滑る6人の勇者
最終章です。
6人の勇者6人目
ラストを飾るのはバカか勇者か!?
動画の前に、6人目の紹介をします。
彼はスキーインストラクター歴は浅いが
抜群の瞬発力を誇る、元陸上走り高跳びインターハイ選手。
好奇心旺盛で、スキーや陸上競技以外にも
子供の頃から様々なスポーツに取り組んできました。
彼のことを神童と呼ぶクラスメイトもいたほどです。
もともと地黒な上に、日焼けが加算されて
周りからは”あちら系”とよく呼ばれています。
彼は果たしてこの競技においても
他とは一線を画すようなあちら系になることは出来るのでしょうか??
[youtube width=”600″ height=”400″]https://www.youtube.com/watch?v=g9LXrVs2Q2Y[/youtube]
バランスを崩すことなく
いとも簡単に滑り降りることが出来ちゃいました。
ラストの特権とも言うべきか、
様々な戦士たちの惨敗の姿を見てきた分
ダメなこと、上手くいくポイントが分かったようですね。
そう、このスキーは普通のスキーと一緒ではないんです。
同じ動きをしてもダメなのです。
この怪物とまともに戦うには
滑り方を変える必要があります。
その先に、あのガッツポーズがあるんです。
ただ絵的にこれじゃあ何の面白みもないだろってことで
先輩達に尻を叩かれ、半ば強制的に急斜面を滑ることになりました。
僕らは果たして、無謀なのか否か…
怖さを知らないバカなのか
それとも怖さを乗り越えた勇者になれるのか
僕らのプライドを胸に、最後の勇者が今
最大の難関を滑り降りる!!!!
さてどうなるか、乞うご期待!
[youtube width=”600″ height=”400″]https://www.youtube.com/watch?v=fdxxn9WbX_o[/youtube]
とまあこうなりますよね。
これが自然の摂理です。
僕らは果たしてバカか勇者か??
僕らは勇者になれたのだろうか…
ただのバカだったのだろうか…
これをやって何を得て、何を失ったのだろうか…
今まで積み上げたスキーのテクニックが
全く通用しない悪魔のスキー。
今まで積み上げたプライドもズタズタだ。
しかし、プライドをかけてまで挑戦したことで
改めて分かったことがある。
それは、、、、初心者の気持ち。
誰でも初めての挑戦は怖いものです。
今までの経験にないことなんだから。
どうやったらどんな結果になるのか分からない。
言われたことを信用していいのか葛藤もある。
その中で、少しずつ感覚を掴んで体が覚えていく。
すぐに出来ないことなんかたくさんある。
大丈夫って言われたって怖いんだから仕方ない。
だから僕らインストラクターは、
初心者の気持ちを忘れちゃいけないんです。
何気なく滑っている緩やかな斜面も
初心者にはこんなふうに見えているんだと想像し
怖い気持ちを抱きしめてあげるように
しっかりとスキーのエスコートをしてあげなければいけないと
改めて実感しました。
薄くなりがちなこの意識を濃くしてくれた
エッジのないショートスキーに感謝します。
スキーの製作者&共に戦った6人の勇者達、
おつかれさまでした。
そして、こんな何の為にもならない
バカな動画にお付き合い頂いた皆様の
暖かい心に感謝します。
どうもありがとうございました。