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こんにちは、さだです。

今回はちょっとインストラクターの初心者に

スポットを当ててみたいと思います。

 

僕もまだまだ3年目の新米インストラクターですが

だからこそ僕も経験して間もない

リアルな感想やある最近の実例を交えながらの

お話をしていきたいと思います。

 

 

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真面目が悪い?そんな馬鹿な…

 

 

世間一般的に、『真面目なのはいいこと』とされています。

僕もそう思います。

真面目な人は仕事を頑張ろうとしている人だと思います。

 

ただ、真面目にレッスンすればスキーやスノボが

上手くなるというわけではありません。

 

最近こんなことがありました。

 

真面目すぎるくまモン

 

僕らは福岡から来た修学旅行生に滑り方を教えていました。

ほとんど皆初めての子達です。

「ワーワーキャーキャー」

初めて見る積もった雪の量に皆大はしゃぎです。

 

スキーやスノボを履いて

少し歩いたり、滑ったりするだけで大声を上げたりします。

 

レッスンが始まると

インストラクターにほぼ全権が任せられます。

 

どこのリフトに乗るのか

どの斜面を滑るのか

どんな練習をするのか

これは班によって、生徒さんによってレベル差が出てくるからですね。

臨機応変に対応してあげるためですね。

 

なので、同じスタートでも班によってレベル差が出てきます。

もちろん個人の性格や技術の違いもあります。

その違いがある中で、出来る限り全体的なレベルをあげられるように

その子にとって最適な教え方になるように

インストラクターは試行錯誤します。

 

くまモンというのは、九州地方のゆるキャラです。

 

こんな感じ⇒[youtube width=”380″ height=”300″]https://www.youtube.com/watch?v=GwmeKHXYqzI[/youtube]

 

生徒さんたちからインストラクターがそう呼ばれていました。

くまモンはすごくいい奴で真面目に仕事をするから

けっこう仲良くしてます。

 

くまモンは今日が団体レッスンデビュー。

「さだくん、レッスン参考にさせてもらうね」

「よしじゃあ、隣でやろうか」

レッスン初日、僕の隣にいたくまモン班。

 

おー戸惑いながらだけど、基本に忠実にレッスンしてるなー。

1時間後、まだあの練習してるのかー(・∀・)

2時間後、まだあの練習してるのかー(・∀・)(・∀・)

 

…遅い。

基本に忠実すぎて、遅い!

始めは小さな坂でも怖がるから、手をつないだり

板を掴んであげて一緒に滑ります。

 

でも、ずっとそれをやってると10人くらいいる場合は

時間がなくなります。

 

だから、いけそうな子はどんどん1人で滑ってもらいます。

滑れば滑った分だけこういう子達は上手くなります。

 

怖けりゃ転べばいい。その為に転び方を教えるんですから(^-^)

でもくまモンは、転ばせちゃいけないと思ってか慎重に慎重に

スピード出させず、ずっと自分が前にいながら練習させていました。

 

確かに怪我をさせないように安全に配慮するのは当たり前です。

でも、過保護は上手くなろうとする気持ちを

萎えさせるキッカケにもなると僕は思っています。

 

雪を見るだけでテンションが上がっているのだから

そのテンションを押さえつけずに

滑り方を笑顔で教えて、危険性を笑顔で教えて、

斜面設定をしっかりとしてあげて

あとは元気に楽しんで滑ってもらえばいんじゃないかと思います。

 

どのみち午後にはリフト乗って

上手く滑れずに怖くて転んじゃう子がたくさんいるんだから

その時転ぶことに慣れてなかったら、その方が危ないです。

 

午前中に滑ることの楽しさとうまい転び方を教えていれば

転びながらでも滑って上手くなろうとします。

なぜなら、上手くなったらもっと楽しいって分かり始めてるから。

 

くまモンは真面目な故に、過保護になったんだろうなー。

1人滑って、また1人滑らせて上手く出来るまで

何回も同じ練習させて。

 

 

僕も始めはそうでした。

出来なきゃ次に進めないと思っていました。

 

反復は大事です。

でも時間に限りがあります。

今の僕は逆に上手く出来ないのが当たり前だと思っています。

初めてなんだから。

 

だからある程度ポイントだけ出来ていたら

次に進みます。

 

レッスンをしていく上で分かったんですが

段階を踏むことにこだわりすぎず、時に1つ先に進んで戻ることで

前の段階が出来るようになったりします。

 

大事なのは一瞬の”感覚”なんです。

たった1秒にも満たない一瞬の”感覚”が

どこかのタイミングで掴むことが出来れば

面白いように滑れるようになったりします。

 

そこを一緒に探してあげる、発見してあげることが

僕らの大事な役目だと思っています。

 

スキーやスノボは足を動かし体を動かすことで

板が動きますよね?

 

初めての子達は「こうやって」って言っても

出来ません。

なぜなら日常生活にない動きだから。

 

だから、イメージしやすい言い回しや例えを使って

少しずつ足や体を動かす練習をします。

滑りながら歩かせてみてり

ジャンプしてみたり

体ひねってみたりポーズとってみたり

いろんなことさせてみます。

 

不思議と体や足が動くようになってきます。

動かし方がだんだん分かってくるんですね。

そしてまた”これやってみて”って言ったら出来ますよ。

少なくとも前よりは断然。

 

インストラクター初心者が陥りやすい罠!真面目に教えれば上手くなるわけじゃない…
#2に続きます。真面目くまモンの続編

 

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