この記事の読了目安は約 9 分です。
こんにちは、さだです。
スノーボードは楽しいスポーツです。
でもしかし、同時に危険なスポーツでもあるということを認識しておかなければいけません。
ということで、あらゆる事実や噂から日本一危険なスキー場を調べてみました。
日本一危険なスキー場を検証してみた
- 最大斜度&平均斜度
- 山頂標高
- オーディエンス
の3つの分野から総合的に評価して、日本一の格付けをしていきたいと思います。
最大斜度から見ると、、、
日本で一番の最大斜度を持つスキー場は
マウントレースイスキー場(夕張リゾート):全部で19ものコースのうち3コースが、なんと最大斜度43°以上の超上級コースです。
エキストリームライン:最大53°、平均18°、距離630M
ラクーンライン:最大45°、平均15°、距離130M
カービングライン:最大43°、平均12°、距離1230M
これがどれほど凄いのかというと?
まず、最大50°以上のスキー場でさえ私は上記以外知りません。あったら教えてほしいです。で、2番目が45°です。上記スキー場以外の場所では、45°が最大斜度でした。それもわずか全国で3つです。
ここで注目したいのは1番目と2番目では8°もの落差があることです。8°の驚異は雪山を知っている人であれば一目瞭然だと思います。45°も急ですが、53°という傾斜はそれだけ圧倒的なのです。
もちろん43°というのも凄いです。全国的に見ても43°以上のスキー場は4~5つしかありません。
参考⇒http://www.st.rim.or.jp/~tom-boy/snow-ski/ski_area/area30.html
だいたい通常のスキー場では最大38°~40°という設定が多いようですね。並みの人であれば、35°で滑り出しが見えず、40°で転んだら止まらないんじゃないかという不安を抱き、50°でお母さんにさよならを言うでしょうね。
山頂標高から見ると、、、
日本一の高さのあるスキー場は
横手山・渋峠スキー場(長野県志賀高原):頂上の高さがなんと2307Mもあり、雲海を下に見ながら滑ることができます。呼び名も雲の上のスキー場ですからね。昭和の名俳優を始め、多くの著名人がお忍びで訪れています。ただ、何かあった場合に街から遠いということが、ある意味危険な要素ですね。
ちなみに私は、夏に行きました。そこにはおばあちゃんが手作りしているパン屋さんがあるんです。日本一高いパン屋さんです。味はそうでもないのかなーと思っていましたが、ふっくらモチモチでクセになる味でした。テラスから見る雄大な景色も、雰囲気を高めてくれます。自信を持っておすすめ出来るポイントです。
番外編としてロープウェイを使った場合は
アルプス千畳敷スキー場(長野県駒ヶ根市):春スキー場のメッカで営業は4・5月のみ。山頂は2830Mもあります。そこまでは、ロープウェイと200M程のTバーと己の足で行きます。
ここまで標高が高いと、空気の薄さを体で感じます。少し時間を置いて高度順応をしてから滑り出さないと、高山病になる恐れもあります。
オーディエンス
日本一危険なスキー場や日本一難しいスキー場などで検索をかけた結果、
参考になるいくつかのスキー場情報を載せておきます。
引用元:yahoo!知恵袋
私が行った中では「野沢温泉スキー場」です。シュナイダーコース、チャレンジコースも大きなコブがある急なコースですが、中でも「チャレンジ39°のカベ」は距離は300mと短いですが最大傾斜39°最小30°でコブも人の背丈ほどになることもある難コースです。
非圧雪なら…
岩原(雪質が悪いので見た目以上にキツい)、天神平(山肌滑り)、関温泉(パウダー、ツリーラン)、八甲田山(完全にバックカントリー)、北海道のバックカントリー全般
タイムスリップした回答ですが、バブル全盛期(1990年前後)の白馬八方尾根、土日4時のリーゼンスラロームコース。
平らで空いているとめちゃめちゃ快適にとばせるのですが、上記の状況では、人が作った自然コブ+帰る人が殺到して、コブ一つに2~3人とりついている始末。平日朝の東京駅のコンコースに近い混雑ぶり。
あれは危険だ。他にもひとがいっぱい居たスキー場はあるけど、あの斜度であの人だかりは危険だった。結果は人をよけてこけて肩打って、2週間腕上がらず
遭難者の数ならたぶんシャルマン火打じゃあないかな。ほぼ毎年遭難のニュース聞くから、、、、、、。半端なく降る雪のせいで、柵が間に合わないために境目がわからず滑走禁止エリアに出てしまうとか聞くし、来場者もパウダー好きが多く、エリア外に行ってしまうようで、当然死者も出てますね。別の意味でデンジャラスなスキー場だと思います。行ってみたいけど、、、、。
テイネの北壁が一番危険だと思います。
これ以上危険なコースは私自身は聞いたことがありません。
最大斜度36度で、コブ斜面で林間コースです。
コース脇に木が生えてるなんて、甘いもんじゃありません。
ただの山です、ほとんど林の中を滑ってるのと同じです。
ただでさえ難しいコブ急斜面に木が生えてるのです。
さすがに、ここまでくると、カッコつけて
気持ちだけでチャレンジする人はいないです。
これをコースですと言ってるのも凄いです。
といった具合でした。
『日本一危険なスキー場』のまとめ
何をもって危険とするかは、やはり人それぞれですね。
- インストラクターには簡単でも生徒さんには危険であったり、
- デモンストレーターには簡単でも2級ライセンス者には難しかったり、
- 技術云々ではなく、一度の失敗で引き起こす事故の度合いだったり、
様々な要素が複雑に絡み合っているので、ここで1位を限定することが出来なかったです。
ただ危険を回避するうえで大事なことは、自分のレベルを正確に知ることだなと思いました。そして、最悪のケースを予想した上での、コース選びを行うことが肝心だと思います。
特に、自分よりも技術レベルの低い人を連れてきているのであれば尚更です。
難しいのが、全く冒険をしなくなってしまうと
挑戦する楽しみや達成した喜びが無くなってしまうことですね。
スノーボードはバランスを取るスポーツです。
技術的にだけではなく、メンタルな部分でもバランスを上手く取れるようになるとよりスノーボードが楽しくなると思います。
それでは、本日はこの辺で。
最後までご覧いただきありがとうございました。
PS. こちらの記事は随時更新していこうと思っています。
そしてその為には皆様の協力が必要です。
新しい情報がありましたら、
是非下部にあるコメント欄からメッセージ頂ければうれしいです。
ブログランキング参加しました。
あなたの応援クリックを夢見て、これからも記事を書き続けたいと思います。
世界は広い。そしてクレイジーだ!!
⇒https://xn--o9jzivbt4e3jb4423f73xa2cq5o1e.net/movie
初心・初級者に愛のひげを
渋峠横手山のところで「標高が高いのでアイスバーンになりやすい」なんて嘘を書いているところで信用ならんなあ。
アイスバーンというのは、昼間の暖かさで一度溶けた雪が翌朝凍った状態のことを言うので、標高が高いところはむしろアイスバーンになりにくい。
という突っ込みはたいがいにしといて、全国650か所を回った個人的には、閉鎖スキー場では新穂高ロープウエー、現役では木島平のパイオニアが最恐でありました。
ニャンさんコメント&ご指摘&リアルな情報ありがとうございます。全くその通りですね。訂正させて頂きました。
全国650ヵ所って…すごいですね!!!そんなにスキー場ってあるんですか?って感じです(>_<)