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こんにちは、さだです。

ゲレンデに来て泣いてしまった子供たち。

 

さあ、どうしたらいいものか(´・ω・`)

始めのうちはかなり困りました。

なんせ、30代独身真っ只中ですからね(´∀`)

 

子供は好きだけど、慣れてない…

周りのお母様インストラクター達の接し方を見て

ほ~なるほどそーいうことかと思ったことを

今日はお話していきます。

 

子供が泣いても大丈夫♪子供が泣く理由と泣きやます方法

 

どんなに子供心の分からない僕みたいな奴でも

この方法で泣き止んだーというものだけ挙げていきます。

 

 

転んだ!「痛いよー」って泣いてた子part1

 

少し滑れるようになると転ぶ確率も高くなります。

上手くたって転びます。

転ばないスキーヤーなんていません。

 

特に子供の場合、スピードを出すのが楽しくて

自分のレベル以上のスピードを出すから転びます。

 

やんちゃな女の子が顔から転びましたΣ(゚д゚lll)

子供「痛いよー」

僕「痛かったよね、少し休もうか」

子供「うん。」

僕「そしたら先生が大きな雪だるま作ってあげる」

子供「私も作るー」

 

何か気づきました??

 

転んだ時に怪我をしてないかをチェックしたら

もうその話には触れません。

注意を他の楽しいことにそらさせます。

 

なぜこういう対応をするのかというと

もう痛くないのに思い出して泣いてしまうケースがあるからです。

 

『痛い』よりも『怖い』から泣くケースが多いです。

 

怖さを思い出して恐怖で泣いてしまうんです。

今後の上達の為にもトラウマにならないうちに

気をそらさせてあげることが大切なんですね。

 

 

転んだ!「痛いよー」って泣いてた子part2

 

あまり話を聞かない負けず嫌いな男の子は

他の子より上手く滑りたいと思っています。

 

結果スピードを出すケースが多いです。

一番『早い』ことを一番『上手い』と思っているからです。

 

こーいう子はとにかく飛ばします。

結果スキー操作が出来なくて転びます。

 

転んだーΣ(゚д゚lll)

泣いてる。だから言ったのに~。

とは言わずに

僕「大丈夫かー!?」

子供「えーんT_T」

僕「痛かったよね。もうすぐリフトだけど少し休もうか!?」

子供「休まない。行く!」

僕「そうだな。○○は強い子だもんな」

 

負けず嫌いな男の子は格好悪い自分が嫌いです。

ガッツがあるんです。

休むくらいなら滑りたいんです。

転んだって、ちょっと痛くたって滑ってるのが楽しいから。

 

僕はそんなときいつもそのガッツを褒めます。

本当に強い子になって欲しいから。

 

この転んだ事実が子供を成長させるんです。

転びながらスピードを調節するようになるんです。

転ばないようになろうと話を少し聞いてくれるようになります。

 

僕「スピードは出してもいいよ、

だけど今度は転ばないように

しっかりスピード調節できると

今よりもっと格好いいよ」

 

怪我しないようにだけ気をつけて

ちゃんと手綱を握ってあげていれば

こーいう子は上手くなるのが早いです。

 

 

「えーん」スキー履いてないのに泣いちゃった

 

「なんでだー」っと叫びたいのをぐっと我慢して

こー言う時は一つ一つ着てるもの&履いてるものを

確認します。

 

いつもと何か違うというのを子供は敏感にキャッチします。

 

  • 手袋に指が入ってないとか
  • 帽子がずれてるとか
  • ヘルメットが痛いとか
  • ブーツがきついとか
  • 暑い

とか。

 

僕「どこが嫌だ?」

子供「えーん」

僕「ここ?ここ?ここ?ここ?」

子供「うん」

僕「そっか手袋に雪が入って手が冷たかったんだね」

手袋とって、雪を出して、子供の手を握って温めて

僕「はい、もう大丈夫だよ」

 

とにかく原因を見つけることが大切なんですね。

そして解決してあげること。

子供達だって無意味に泣いたりしないですからね。

 

 

滑ってたら突然止まって泣いた

 

僕「おーいどしたー??」

子供「ふえ~ん」

 

駆け足でその子の元に行くと泣き止んだ。

また滑ってたら泣いた。

近くに行ったら笑った。

 

そーか、そーいうことか。

この子はおいてけぼりにされるのが嫌な子でした。

じゃあ先生の前に来ようか。←この時バックプルーク

列の一番先頭にして滑りました。

 

 

滑るのが怖くて泣いちゃう子

 

僕「はーい、この指何本に見える??」

僕「先生が前でしっかりキャッチするから大丈夫だよ」

僕「手をつないでいくから大丈夫」

 

重要なのは『注意を逸らす』ことと

『安心』を与えてあげることなんですね。

 

 

スキーが嫌いで泣いてる子

 

原因にもよりますが、

楽しくなってくれるように

その子の好きなことを話題に出します。

 

こんな先生がいました。

 

  1. 妖怪ウォッチの歌を歌ってた
  2. 変なおじさんのダンスをしてみた(これ僕です)
  3. しりとりしながら滑ってた
  4. 算数しながら滑ってた
  5. 雪玉投げ合いながら滑ってた

 

とにかくスキー自体じゃなくても

この時間を楽しくさせてあげればいいんですね。

 

子供は『楽しい』と自然と上手くなります。

んで、僕が思うにスキーが嫌いな子はだいたい

 

  1. 上手く滑れない
  2. 転んで怖い思いをした
  3. 楽しくない
  4. 先生が叱りすぎor注意をしすぎ

 

ってことが原因なケースが多いです。

 

でも、上記のほとんどの原因は『楽しませる』ことで

解決出来ちゃうことが多いです。

子供は何よりも『楽しさ』が勝るんです。

 

 

なぜか泣く

 

たまにただ甘えたくて泣いてる子もいます。

泣いたら優しくされるって理解してるんです。

 

そ〜いう子は一旦放っておいて

次に進むという勇気も大事だったりします。

泣いても無駄だと思えば泣き止みます。

 

僕「泣いてたらいつまでも上手くなれないよ?上手くなりたくないの?」

僕「泣いてたら置いてくよー」

とか言ったりします。

 

僕らは上手く滑れるようにしてあげることも仕事ですからね。

泣いて甘えることよりも

上手くなる楽しさを分かってもらえれば

もう泣かなくなります。

 

 

まとめと年代

 

※今回の例は小学生未満の子供達に実際にあった話です。

 

まだまだいろんなケースがあるんですが、

長くなるのでこの辺で。

 

僕に子供のあやし方を教えてくれた

ママさんインストラクターの皆様ありがとうございます。