この記事の読了目安は約 12 分です。
猫を飼っていないのに、なぜかネコの餌が家に置いてあるほど、猫好きなさだです。(実は夜お散歩に行くときに、こっそり猫の餌を持ってウロウロしているお腹をすかせた猫ちゃん達に餌付けをしているのです 苦笑)
ということで、台北から九份に行く途中にある猫村「猴硐(ホウトン)」の噂を聞きつけ、行ってまりました!何気に九份より楽しみだったりして。
台北駅から猫村への行き方
台北駅から猫村「猴硐(ホウトン)」へは、九份に行く時の通り道にあります。
こちらのブログに行き方が分かりやすく書かれています( ´∀`)
↑猫好きにはたまらないブログですね 笑
僕は電車のチケットとか全て旅のパートナーにお任せして、ただついて行くだけ( ´∀`)
だって全然何書いてあるか分かんないだもん…
とりあえず、かなり快適な快速列車に乗り、お気に入りの駅弁を食べながら優雅に、、、と思っていたら、普通列車しかその時間になく、こんな感じになりました
立ち食い
これがまた落ち着かないんだけど、めっちゃ美味いんですなぜか 笑
あっ!ちなみに行っておくと、台湾のマナーとかはよく分からないけど、だいたい2〜3割くらいの人が電車やホームで何か食べてます 笑
なので、ぜ〜んぜん何か食べてても気になりません!ぜひ一度やってみてください!
猫村の様子
さ、余談はもう終わりにして、ついに猫村の最寄駅「猴硐駅」に到着しました!「にゃー」
とまあ、若干イラっとくるような顔でニャンコポーズしてみました。
猫村の最寄駅「猴硐駅」には、猫の置物がたくさん並べられています。小さな子供に混じって、僕も写真をパシャパシャ撮りました。
この駅から直通で猫村に繋がっています。がっつり案内されているので、中国語話せなくても初めての人でも、まず迷うことはないと思います。
猫村と駅をつなぐ猫橋を通り、猫村の入り口着くと、ようこそと言わんばかりに猫ちゃん達が出迎えてくれます( ´∀`)
最初からテンション上がります。看板の前に2匹ほど猫ちゃんがいてくつろいでいます。随分人に慣れている感じ 笑
そしてそこから左にトコトコ歩いて行くと、なんか色々お土産やさんや家やカフェがあります。カフェが一番多いかな。
最初に入ったお土産やさんのレジ前に、ネコがちょこんと座っていて、このタイミングを逃すかとばかりに触りました!普段散歩の時に出会う猫ちゃんには、触りすぎて嫌がられますが、ここの猫は触られ慣れてる。ヘッヘッヘ。
ジブリ系のものや、猫にまつわるものがたくさん置かれていましたが、まあ正直お土産にはあまり興味がなかったので、先を急ぎます( ´∀`)ん?別に急いでないか。
プラプラ歩いていると、至る所に猫ちゃんが…ん〜そうでもないかな。猫村のイメージが膨らみすぎてて、猫王国ばりに常に猫ちゃんが歩いているくらいを想像してしまっていたので、思っていたよりもいなくて少し残念。
そう思っていると、ちょうどすれ違った日本人の家族づれの小さな少女が、
「猫村なのに猫いないじゃーん!」
って言ってて、子供は正直だなと再確認しました 笑
カフェに入ってみたよ!
少し高いところにカフェがズラッと一列に立ち並んでる場所があります。
行き止まりではないから、2通り行き方があるんだけど、歩く道筋がみんな同じなのか、左端のお店から席が埋まっていました。それとも人気店とかあるのかな…
ということで、とりあえず席が空いているお店に入りました。
木材を基調とした内装で、なかなかおしゃれなお店です。確かメニュー日本語書いてあったようななかったような。
まあカフェなんで、オーダーくらいニュアンスでいけるでしょう!ちなみに男性の定員さんは、英語は通じました。
2つ飲み物を注文して、何よりお目当の猫ちゃんはどこかな〜と探しました。
「あっ!いた!」
なんと後ろのテーブルの上でくつろぎながらお客様にサービスをいたしておりました。
ぬぬっ…1匹しかいないから、あの子が来てくれないと。なんとかして呼び寄せたいこちらの席に。
と、想いを念じていると、なんと来てくれました( ´∀`)
指の匂いを嗅いでもらって挨拶を交わします。この記事をご覧いただいている猫好きの皆様なら分かるかもしれませんが、初めての猫ちゃんに会った時は、こうやって挨拶をするのが礼儀です。
そして、その猫ちゃんはテーブルに飛び乗り、くつろぎ始めました。よしよしいい子だなあ、と思いつつデレデレしながら、めっちゃ触りました。
ふと、手に持っていたビニール袋をテーブルに置くと、なぜかそのビニール袋に興味津々。ただのビニール袋なのに、めっちゃ匂い嗅ぎ始めました。マタタビでもついてるんか?
なんか凄い気に入ったようで、そのなんの変哲も無い袋のそばにずっと座っていました。
こーゆー不思議さがたまらんのですね。
指名が多いキャバクラ嬢みたいに、一定時間いると別の席に挨拶に行っちゃいました。
僕はもうだいぶ満足したので、カフェを出ようとしました。すると猫ちゃんが走って来て、またビニール袋ににゃーって言ってました。
猫を飼っていた時のことを思い出してみると、確かにビニール袋でよく遊んでいたなあと思いましたが、一体何がそんなに興味をそそるんだろう…
まあとりあえず、ビニール袋がある人は持っていったら猫ちゃんたちの人気者になれるかもですね。
僕らを楽しませてくれた猫ちゃんの名前忘れちゃった…。
実際猫が何匹いるか数えてみた
カフェを出た後、また少しフラフラしてみました。どこかに穴場があるかもしれません!
よーく見てみると、物陰に猫が隠れていたり、休んでいたりします。何匹発見出来るか、数えてみました。
ここまでで7匹。Goproで撮影しながら猫ちゃん捜索を続け、ほとんど観光客がいない山道みたいなところも、くまなく探しました!そーゆーところで猫を見つけると、ちょっと得した気分です 笑
一通り見終わって、やっぱり思ったより猫が少なかったなあ。ってか村自体がだいぶ小さいなあと思っていたところ、、、あれ!?そういえば入り口から左に来たよな?てことは、反対側にまだ行ってない…
ということで、未知の反対側のスタートです。と、いきなり壁に吊り下げられた鉢植えみたいな所に、猫ちゃんが自分の寝床だと言わんばかりに居座っていました。そこに可愛い子供達がわいわいしていました。
なぜか、子供達が僕の旅パートナーに
「この人(僕のこと)日本人?」
と聞かれたそうです。オーーーー!台湾人と日本人顔は似てるけど、やっぱり分かるのか!でも、なんで僕の旅パートナーには、中国語で話したんだろう?とよく考えると疑問でしたが、まあいっか!
子供達を押しのけ、チャンスとばかりに猫の寝顔を撮影しました。嫌な大人ですね 笑
そしてトコトコまた歩いていくと、なんか普通の古民家みたいなところやお土産屋さんがあります。そこの周りで、気持ち良さそうに猫ちゃんたちが、デンって寝そべっています。
中には、近寄るなオーラを出している子もいて、距離を保ちながら写真撮影( ´∀`)いや〜幸せだなあ。
入り口から右側の村は、観光客が若干少ない気がしました。僕らがそうだったように、自然と猫村入り口から左側に流れる感じなのかな。多分そのまま左側だけで帰っちゃう人もいそうだから、初めて来た人は、忘れないように気をつけてくださいね 笑
グルーっと周って、猫村の入り口まで戻ることができます。途中ただの道みたいになるので、周るより引き返している人が多いけど、僕らは周ってみました。
さっきも誰も住んでいないような壊れた古民家とかあったし、なんか面白そうなものがあるかもしれない。特に今回の旅のパートナーは、無類の古民家好きです 笑
まあこれといって興味をそそるものはなかったけど、、、いや最後にご褒美が!
猫ちゃんが1匹僕に近寄ってきて、くるっとお腹を見せてアオテンしました。可愛すぎる…(T ^ T)
名残惜しさを胸にその場をあとにしました。
ということで、猫村「猴硐(ホウトン)」で、合計22匹の猫ちゃんと遭遇することが出来ました。
気をつけてほしい2つのこと
猫好きにはたまらない猫村ですが、気をつけてほしいことが2つあります。
一つは、猫についているダニやノミに気をつけてください。僕はかなり、猫ちゃん達をお触りしていたので、そのあと赤い斑点が無数に出てきました。おそらくダニかと思います。痒さはそこまででもないですが、見ていてちょっと気持ち悪くなります。触るときは、それを覚悟で!もしくは、効くのか分からないけど、虫除けしていくことをオススメします。
もう一つは、猫に餌付けをしようとしている方、通常の猫の餌(コロコロしたキャットフード)食べ飽きていると聞きました。僕らは餌は持ったいかなかったですが(猫村に売ってたかも…)、餌付けで甘えてきてくれると思っていたら寂しい思いをするかもしれません。
だからどうせなら、日本が誇る美味しいチューチュー(ゼリーみたいな猫が大好きな食べ物)を持っていけば、一躍猫ちゃん達のアイドルになれるかもしれませんね 笑 税関の申告についてはご自身でお調べくださいね。
猫村「猴硐(ホウトン)」が目指していること!?
最後のまとめとして、猫村が目指していることについて、僕が感じたことを書こうと思います。
猫村と謳っていることから(誰かが呼び出したのかもしれないですが)、観光地として経済を回したいという思いがあるんだと思います。でなければ、お土産やさんもカフェもあんな高確率でないだろうと。そう、ほとんど家=お土産屋さんかカフェかなのです。
猫で観光客や台湾の猫好きを集めて、お土産屋(見た感じあまり売れてなさそうだったけど)やカフェを利用してもらう。立派な観光業ですね。
なんか初めは、いつのまにか増えてしまった猫を野放しにしているのかなと思っていたんですが、なんかそれぞれ家族がいたり、居場所があったり、飼い主さんみたいな人がいたり。小さな猫ちゃんは、しっかり檻に入れて守られていました。(猫村の未来のために若い世代を守らないと!)
きっと村長さんたち(そんな人達いるのかは分かりません)は、猫村会議を開き、どうこの村を発展させていこうか考えているのかもしれないですね。
観光客は日本人も多く、僕らの入ったカフェは、なぜか全員日本人グループという 笑 まあたまたまでしょうけど。他は、ヨーロッパ系の人から、現地の子供達、アジア系な人たちといました。
日本でも、台湾の人気スポットとして、だいぶ取り上げられるようになった猫村「猴硐(ホウトン)」ですが、実はけっこう昔から猫村として売っていたことが、駅前の古びた看板に書かれた日本語が、物語っているように感じました。