この記事の読了目安は約 8 分です。

どう考えても高いんだよなぁ…。
旅行気分で浮かれている人々を空港で待ち伏せしているタクシーの運転手。これからバカンスを過ごすぞー!っと意気込んで、冷静さを欠いている旅行客は恰好の餌食。
エコノミークラスで長時間のフライト、体も疲れてる。とりあえず早く宿泊先に行きたい気持ちから、タクシーの金額を考えない時もあるでしょう。
発車と同時にメーターをつけるタクシーなら良いですが、メーターをつけずに〇〇円とか言ってくる運転手は、十中八九ボッタクってきます。とはいえ、物価が安い国ならやっぱりタクシーも基本的には安いです。僕はそれでも相場に見合ってない金額をふっかけてくる運転手に対して、「まぁいっか」とは思えないのです。

結局出待ちっぽいタクシーに乗る羽目に
ジャカルタの空港でかなり時間があったので、ダンケンさんからバリ島の体験を聞いていました。前回の旅行の時に、タクシーの運転手にかなりぼったくられたみたいです。5分くらいしか走ってないのに40ドル取られたって。
あちら系疑う余地もないくらいのぼったくられ具合…。ダンケンさん人が良さそうだもんなぁ。
改めてダンケンさんから、ぼったくられ話を聞いたことで、完全に僕は心にバリアを張りました。タクシーの運転手が言ってくる値段は信用しない。
ふーさんダンケンさんと一緒にタクシー乗れれば、少し安心だね!
あちら系さだ 確かに!一回騙されてるし、ガタイもいいし 笑
ふーさんはいつもいいとこに気がついてくれる!僕らはバリの空港(デンパサール)に着くと、ダンケンさんを探した。結構席離れてたから、もう先に行っちゃったかな……
空港から外に出ようとした時、
あちら系なんか少し慌てた表情で逆走してきたダンケンさん。
ダンケンさん「タクシー運転手っぽい男が付いてくるんだよ〜。」
前回騙されているダンケンさんは表情が必死だ。
あちら系
ふーさんもし良かったら、私たちと一緒にタクシーでホテルまで行ってくれない?
ダンケンさん 「OK、行こう!」
ダンケンさんも不安だったのかすぐに提案を受け入れてくれた。
ダンケンさんによると、空港に常駐しているタクシー会社の窓口がもう閉まっていたらしく、出待ちのタクシーを捕まえるしか無さそう。でもみんなぼったくってくるんじゃないかって怪しく見えて誰に声かけていいのか分からない。
空港スタッフらしき人にタクシーの場所を聞いてみる。すると、着いてきてっと。タクシーの運ちゃんに直接キャッチされるよりかは信用できるか…まぁ、紹介されたタクシー運転手の風貌は出待ちの運ちゃんとなんら遜色なかったけれども。
ダンケンさんと共に行き先を告げる。
男性スタッフ 2箇所合わせて20$(アメリカドル)1組10$ずつ。
料金を半分ずつにすると、一応どなたかのブログで見た空港からクタのホテルまでのタクシー代(1400円)と、同じくらいか。ダンケンさんも納得しているようだったので、それでOKを出す。
荷物をトランクに積み込み乗車。ダンケンさんは助手席に、僕とふーさんは後ろに乗った。
ダンケンさんと軽く話をしていると、すぐにダンケンさんのホテルに到着。およそ10分くらいかな。戦友との別れを惜しみながら、良い旅を!とお互いに声をかける。

そしてタクシーは僕らのホテルへと向かう。一瞬似てるけど違うホテルで降ろされそうになったけど(名前の似てるホテルも多いみたい)、無事に僕らのホテルにも到着。ダンケンさんと別れて10分くらいの場所でした。降りる時荷物を乗せたまま走り去らないか注意しながらタクシーを降りる(念のためね。)
まだインドネシアのお金に両替えしていなかったので、家から10枚だけ持ってきていたアメリカ$で支払う。タクシーの運転手さんも最初からそれでいーよと了承済み。
あちら系束にしていたアメリカ$をほいっと渡す。その場で一緒にお札を数え始めた。
男性スタッフ1,2,3,4,5,6,7,8,,,。ん?1,2,3,4,5,6,7,8!…苦笑
あちら系
男性スタッフ
ふーさん
あちら系めっちゃ笑顔でOKOK言ってくれてるけど、ホントにいーの?逆に俺がぼったくったみたいになってない 笑 この人はいい人そうだし、日本人はタクシー代をボッタクってくるって噂が流れないように、ちゃんと払わないと。
ふーさんに足りない2$をもらい、10$きっちり運転手さんに支払った。
あちら系おかしいなぁ、確かに10$束にしてそのまま財布に入れたんだけどなぁ。ともう一度財布を見てみると、2$残ってた…。
ヤッシー
あちら系さっきのタクシーの値段を冷静になって考えてみた

成田で少し焦った事やジャカルタで乗り遅れたことや飛行機が大きく遅延した事で、ようやく着いたーっという感じでした。
近くのコンビニでバリのビール(BINTAN)を買ってシャワー上がりにふーさんと乾杯!ちなみに栓抜きなんてものはホテルにはなく、部屋に置いてあったスプーンを使って栓を抜く。
旅行初日の浮ついた気持ちが少し落ち着いてから、冷静にさっきのタクシー代のコトを考えてみました。
よくよく地図を頭に入れて考えてみたら、ダンケンさんのホテルは空港から近かったし、そこからそう遠回りもしないで僕らのホテルに着いたんだから、実際は合わせて10$ってもんじゃないか…。
ダンケンさんは僕らより近いホテルだったから、僕らと比べると割り増しで払ってくれてるんだけど、そもそもその支払い自体がいらないものなんじゃないかってめっちゃ思った。
僕らは乗合したけど、お得ではない元々の金額を僕らが支払い、ダンケンさん分多くタクシーの運転手に支払っている気がしてならなかった。
いくら深夜に空港まで行くお客さんがつかまりにくいからって、この旅行中もう一回ボッタクリタクシーに乗り、あとは数回『Glab』を使用して、現地の人に聞いた情報を考慮すると、やっぱり高いなと思う。
そりゃ、1$札2枚くらい少なくても、いいよいいよってなるわな。
良心で言ってくれてたらごめんだけど…。